まず、神経系は大きく2つに分けられます。
①中枢神経…刺激を感じたり、命令を出す神経
②末梢神経…刺激や命令を伝える神経
①中枢神経はさらに2つに分けられます
1)脳…いろいろな感覚を知覚して、判断し反応の命令をだす
2)脊髄…脳と末梢神経の中継、反射の命令をだす
意識的な反応(寒いのでコートを着る、暑いので脱ぐなど)の流れは
感覚器官(さむいなあ)➡︎末梢神経(感覚神経)➡︎脊髄➡︎脳(コートを着ようかしら)➡︎脊髄➡︎末梢神経(運動神経)➡︎筋肉(着るという動作)
反射(無意識の反応)の流れは
感覚器官➡︎末梢神経(感覚神経)➡︎脊髄➡︎末梢神経(運動神経)➡︎筋肉
という流れになります
反射の例は「熱いやかんに触れて手を引っ込める」が有名ですね。流れに当てはめてみると
感覚器官(あつい!)➡︎末梢神経➡︎脊髄➡︎末梢神経➡︎筋肉(手を引っ込める)
といった感じになります
なので、反応の場合の脊髄は「伝える」役割ですが、反射の場合の脊髄は「命令する」役割になります
ありがとうございます( ᵕᴗᵕ )