回答

✨ ベストアンサー ✨

まず、点Pまわりの力のモーメントを例に説明します。
点Pに釘を打った状態を考えてください。
そこに図のような向きに6Nの力が働いたら棒どちらに回転しますか?

反時計回りに回りますよね。なので、そのモーメントは
 Mp=+2.5×6.0[Nm]
となるのです。

では、点Qまわりならどうか。
これもまた点Qのみに釘を打った状態をイメージします。
そうすると、図中の力によって棒は時計回りに回転します。
よって、その場合のモーメントは
 Mq=-1.6×6.0[Nm]
となります。

このように、同じ力であっても「どの点まわりで考えるか」
によって、その値の大きさや符号は変わってしまうのです。

そうすると次に気になるのは、「どの点回りで考えるか」
で値の大きさや符号が変わってしまうようなモーメントに
何の価値があるんだ?どんな物理現象の説明に役立つのだ?
という疑問が湧くかもしれません。
これはモーメントのつり合いの式を扱うような段階にならないと
ちょっと説明が難しいので、そのときに疑問あれば聞いてください。

よくわかりました
実用性は気になりますね🤔
基礎固めておきます、ありがとうございます🙇‍♀️

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