いわゆる寡占(かせん)状態です。寡占とはあるひとつの業種に対して主に数社しか業界をシェアしてない状態のことです。例えばビール、自動車業界、携帯電話会社などです。
ビールもサントリー、キリン、サッポロなど限られてますよね？自動車もトヨタ、三菱、日産など数社しか業界をシェアしていません。携帯電話会社も同様にドコモ、ソフトバンク、auぐらいです。スーパーマーケットなどのように会社が多くない(決して店舗数ではない)ということです。
そうすると寡占の性質として非価格競争になりやすいです。｢価格を合わせよう!!｣と公式に話し合うと独占禁止法違反になりますが、暗黙の了解で価格を他社と調節してその価格(管理価格という)以上にはしないという現象が起きます。何故なら価格競争が過激になると会社にとって売上が伸びずしんどいからです。(もやしなどがその例です)
そのためブランド力、宣伝、安全性などで競争します。
解答例としては『(寡占状態ではプライスリーダーが発生して)価格を管理価格に合わせることにより、過激な価格競争を避けることができるから。』だと思います。