Novel lipid mediators and resolution mechanisms in acute inflammation: to resolve or not?
Charles Serhan
が私が読んだ論文です。
プロスタグランジンには、抗炎症作用があるものもあるのですか?また、その名前も教えて頂けると嬉しいです。(PGH2、PGG2など)
炎症作用だけだと思っていました。
Novel lipid mediators and resolution mechanisms in acute inflammation: to resolve or not?
Charles Serhan
が私が読んだ論文です。
医学部の授業で、なんだかはっきりとしない説明をされるのがここのあたりの話です。
というのも、まだ全容は完全に分かっていないというか、教科書載るレベルまで行っていないと思います。
一般的に言って、2シリーズ プロスタグランジン(小さい2が付くやつ)は炎症を起こす作用があって、3シリーズ プロスタグランジン(小さい3が付くやつ)が抗炎症の効果があると言われてきています。
しかし、プロスタグランジンは炎症だけでなく、他の作用もありますので、どの組織に対してどのプロスタグランジンがどんな作用を起こすかを覚えないといけないです。
あと、2シリーズはアラキドニックアシッド arachidonic acid から合成されて、3シリーズはEPAから生成されます。どちらも、細胞壁を構成する脂肪酸ですが、EPAはオメガ3といって、体内では精製されません。魚オイルが体に良いよっていうように、食物から取るのが必要です。
ここら辺の研究は、ハーバード大学の医学部の先生もしているので、フィナンジェさんも将来研究する機会があれば、それらの過去の論文を読む機会があるかもしれませんね。
医学の進展のため、頑張っていきましょう!
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