生物
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ハーシーとチェイスの実験について

攪拌という操作がいまいちよくわかりません
なぜ遠心分離をすると大腸菌が沈殿するんですか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

大きいものの方が最初に沈殿するという決まりがあり大腸菌の方が大きいので先に沈殿します

(長いですが教科書などよりわかりやすく書いたので読んでくださると嬉しいです!)

ハーシーとチェイスの実験は簡単に言うと遺伝子の本体がタンパク質かDNAかのどちらか調べる実験です。
そこで、タンパク質とDNAをちょうど持っていたのがT2ファージです。なんと、T2ファージと大腸菌をくっつけると大腸菌の中からT2ファージがいっぱい産まれてくるのです。これは不思議ですね。なぜいっぱい産まれたのかと考えたらやはりT2ファージが持っているタンパク質かDNAしか原因が見当たらないのです!そこで詳しく調べるため、T2ファージのタンパク質にしるし(感染させた)を付けた①とT2ファージのDNAにしるし(感染させた)を付けた②の2つを別々に大腸菌にくっつけそれぞれ遠心分離をさせました。(大腸菌は重いので沈殿します)すると、①は上澄みにしるしがつき②は沈殿した大腸菌にDNAのしるしがついていました。なので大腸菌の中に入り増殖させたのはDNAということです!
このことからDNAは遺伝子の本体と言えます。

ゲスト

わかりやすい説明ありがとうございます!
とても助かりました🙇‍♀️

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