✨ ベストアンサー ✨
まず、海水生硬骨魚(海水魚)に関して、海水魚というぐらいですからもちろん、彼らは海に住んでいます。周りは濃度の濃い海水だらけ。これが
塩類濃度→外液>体液
の意味することです。外液の方が濃度が高いために浸透圧の影響で外液が体内へと絶えず入ってきます。つまり何もしなければ彼らは極度の水分不足に陥ります。そこで鰓にある塩類細胞から塩類を排出します。
さらにはできるだけ体内に水分を保っておくため、少量でかつ、塩類を含んだ濃度の濃い尿を排出する必要があるのです。
淡水魚では逆のことが起こります。外液より体液のほうが濃度が高いために、体内の塩類は外へ出ていこうとし、かつ外から水分がどんどん入ってきます。つまり、水飲みすぎ状態です。そのため、淡水魚は体内の塩類をできるだけ保持しつつ、余分な水分を排出するわけです。(=濃度が薄く、大量の尿)
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