2次方程式のxの係数が偶数のときは、普通D=b^2-4acではなく、D/4=b'^2-acで解きます。
計算が楽になるからです。
なぜD/4になるかというと、ax^2+2b'x+c=0(xの係数が偶数のとき)の解の公式を思い出してみてください。
√の中は「b'^2-ac」になりますよね?
これは、ax^2+bx+c=0の判別式Dの4分の1になっています。b=2b'として解の公式を使ってみてください。
D=4b'^2-4ac=4(b'^2-ac)
D/4=b'^2-ac
となることが分かれば、Dを4分の1する理由が分かるかと思います。