歴史
中学生

大戦景気と特需景気の違いを教えて下さい!

回答

結論から言うと、
大戦景気・・・第一次世界大戦中
特需景気・・・第二次世界大戦後の朝鮮戦争中
に日本の景気が良くなったことをいいます。

大戦景気は第一次世界大戦中、ヨーロッパが戦争一色で中国やアメリカとの貿易が縮小しているすきに、日本が入り込み、中国やアメリカと貿易をして利益を得ていき、景気が良くなった時期をいいます。
また、ヨーロッパにも大量の物資を売っていました。

特需景気は第二次世界大戦後、冷たい戦争(冷戦)に突入した世界の中で、アメリカvsソ連の二大勢力の争いを象徴する戦い、朝鮮戦争が起きました。
この戦争では、アメリカ側の韓国、ソ連・中国側の北朝鮮が戦いました。
日本はこの時GHQの元、アメリカの間接統治(支配)を受けていたためアメリカ側になります。
朝鮮戦争中のアメリカ軍・韓国軍の物資支援を日本が中心となって行い、大量の利益を得ました。
戦後、良くなかった日本経済を1955年からの高度経済成長につなげる大事な出来事です。

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