✨ ベストアンサー ✨
酸化的リン酸化と基質レベルのリン酸化は、2つとも呼吸で見られるATP合成のしくみです。
①電子が電子伝達系中の中間電子受容体間を次々に伝達される時に放出されるエネルギーによって、H⁺が膜間腔へ汲み出されます。汲み出されたことによるH⁺の濃度勾配に従って、H⁺がATP合成酵素を透過し、その時に放出されるエネルギーを利用してADPからATPが合成されます。これが、酸化的リン酸化です。
②基質レベルのリン酸化とは、解糖系やクエン酸回路でみられる反応で、リン酸化酵素(キナーゼ)に、ADPとリン酸含有物質が結合し、リン酸含有物質のリン酸との結合を切断し、ADPとの新たな高エネルギーリン酸結合を生じることで、ATPを合成する反応です。
酸素と結合する反応を酸化と言うように、リン酸基を付加させる化学反応なので、リン酸化と言います。
「ATPを合成する反応」=リン酸化
ではなく、
「ADPに“リン酸基を付加”した結果、ATPができた反応」=リン酸化
という訳です。
つまり、ATP合成以外でも、リン酸基を付加する反応であれば、それはリン酸化です。
生物詳しいですね!!
どうやって勉強してますか??
ただ教科書と参考書読んでるだけですよ笑
一度楽しいと感じれば、楽しいから勉強したい→勉強したから理解する→理解したから楽しい
の好循環ができるだけです。
ありがとうございます!
そもそもなぜATPが生成されることをリン酸化というんですか?