世界史
高校生
解決済み

ポエニ戦争後のローマのお話なんですが

中小農民→土地が荒れて没落→都市へ流出→属州からの安い穀物で生活(パンとサーカス)→ローマの支配に恩恵を受ける
と教科書であるのですが、この恩恵をうけるというのは
【安い穀物で生活できるローマに感謝して征服戦争を頑張ろう】という感じの意味なんでしょうか?
支配階層と双方に征服戦争に望んだことに引っかかりまして・・格差があってもローマのために頑張るという事だったのでしょうか?
それとも【属州から安い穀物で生活できるならもっと属州を増やそう】という意もあったのでしょうか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

当時のローマは共和制、つまり世襲の王がいない民主制ですから、議会は民衆の支持を得なければいけません。

恩恵を受けているのは、征服戦争に加わっている人々だけでなく、ローマ市民全員が恩恵を受けています。

農村から潤った都市(ローマ)に出ることで、ローマ市民ならば豊かな生活を送ることができました。

ですので、ローマではかなり安定した民主政治を運用することができたということです。

ちなみにポエニ戦争後というと、平民派マリウスの兵制改革で兵士が私兵化しましたので、ローマ市民=兵士になったわけではありません。
兵士は志願制となっていったようです。

マークしてある所は恩恵をこうむったために征服戦争を望んだとあるんですが、何故恩恵もらった=もっと征服戦争をしように繋がるのでしょうか?
何度も分かりにくくてすいません🙇‍♂️

芘音(シオン)

属州が増えるほどローマの生活が豊かになる
→もっと属州を増やせ。

ってことですね

ありがとうございます!!助かりました🙆‍♀️

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