一言で答えるならば、東経の方が日付は早いです。
しかし、厳密に言えば例外もあります。
それは後ほど説明します。
まず、なぜ東経の方が日付が早いのか。
地図帳が手元にあれば見てみてください。なければ私の簡易的に書いた地図を見てください。
チェックしてほしいのは、本初子午線と日付変更線です。
西経と東経は本初子午線より西か東かで決まります。
これは言うまでもなく分かっていると思います。
では、日付変更線を考えてみましょう。
日付変更線は東経・西経180度を基準に引かれています。
国境などの関係で本初子午線とは違い、日付変更線は直線ではありません。
日付は日付変更線を東から西に超えた時に1日進めます。
日付変更線はほぼ東経・西経180度と一致するので、日付が早いのは東経だとわかります。
ここまでの説明はわかりますか?説明が下手で申し訳ない(泣)
最初に、東経の方が日付は早いが例外があるといいました。
それを説明します。
世界で最も時刻の早いのはどこだか知っていますか?
キリバス共和国のミレニアム島というところです。
余裕があったら地図帳で確認してみてください。
地図帳で見てみると、ミレニアム島は日付変更線よりは西にありますが経度を確認すると西経に位置します。
つまり、西経なのに東経よりも時刻が早いということになります。
時差を計算する問題を解く時に意識すべきなのは日付変更線を東から西に超えた時に1日進める、ということですが、ミレニアム島のように、西経でも日付変更線より西側に存在する場所もあるというのを知っておいて損はないと思います。
長々とすみません。
参考になりましたか?期待に応えられていなかったらすみません。