置き字の定義は「訓読するときに読まない漢字」なので、置き字は読みません。
ただし、置き字としてよく用いられている語が、その文章によって読むことがあります。
①「於」:「おケル」、「おイテ」
例)於 是
→「ここにおいて」(便宜上、すべて平仮名にしています)
②「而」:「しかうシテ」、「しかモ」、「しかルニ」、「しかレドモ」、「なんぢ」
③「矣」:「かな」
④「焉」:「これ」、「いづクンゾ」
などです。これらは文章によって読むか読まないかは決まるので、以上の意味を覚えて、ここでは置き字として用いられているのか、読むのかを判断することになります。
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