共役電流によって、電圧と電流との位相差がキャンセルできます。これで得られる結果の実部が有効電力になるので便利です。
電圧と電流のどちらを共役にするのかは定義によりけりですが、IEC規約で決まっているデファクトです。
現実は複素数ではありません。
が、複素数をつかって初めて現実が記述できます。複素数は道具で、共役も道具でしかありません。少なくとも私はそうして電気の学科で学び、いま電気の研究室として仕事をしています。
複素数そのものを学ぶのではなく、複素数を使って学ぶことが重要だと思います。もし数学科の方が電気をかじった質問だったのでしたらゴメンナサイ。
いえいえ電気電子工学科です。大変参考になりました!ありがとうございます!
位相差がキャンセルって遅れが進みにするってことですか?共役前と後だと何が便利になってるんですか?あと、実際に共役するってどうやるんですか?