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atpとはそもそもどういうものなのか
＞ATPは アデノシン三リン酸（Adenosine Triphosphate） の略。
細胞が活動するためのエネルギー源 となる物質。
リン酸同士の結合にはエネルギーが蓄えられている。
必要に応じて1つリン酸が切り離され、「ADP（アデノシン二リン酸）」＋「リン酸」になり、そのときにエネルギーが放出される。
このエネルギーは、筋肉を動かしたり、物質を細胞内に取り込んだり、光る、など能動的な活動に使われる。
ATPが必要な例：
筋収縮（筋肉を動かすにはエネルギーが必要。アクチンとミオシンの動きにATP)
蛍の発光（光を出す物質ルシフェリンの化学反応にエネルギーが必要）
光合成（特にATPは光化学反応後の暗反応で炭素固定反応するときに使われる）
呼吸（最終的に38ATPを作るためのプロセス）
ATPが不要な例：
アミラーゼによるデンプンの分解
アミラーゼは酵素であり、「でんぷん → 麦芽糖」などに分解する反応を助けるだけ。
この反応はエネルギーを外から与えなくても自然に進むタイプ（＝自発的な反応）であり、ATPのエネルギーを必要としない。
つまり、
酵素は反応を速くするが、エネルギー（ATP）を使わない。
分解は大きな物質が小さくなる方向なのでエネルギーを放出することが多く、ATPは不要🙇
ATPは能動的な活動に使われるのですね！！分かりやすくありがとうございました‼️‼️