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以下、引用
つまり共産主義をわかりやすくいうと、資本や財産をみんなで共有する平等な社会体制のこと。土地や財産などはすべて国のものとなり、みんなで共有します。生産されたものもみんなのものとなり、均等に分配するという考えです。
社会主義をわかりやすくいうと、資本は国のもので、国がそれらを管理して平等にする体制。個人が資本を所有することは認められません。
ここで混乱しやすいのが、共産主義と社会主義の違いについて。共産主義は、社会主義の理想的な思想であると上述した通り、社会主義の進化版ともいえます。
社会主義では、企業が得た利益を国が管理し、国民の給料も国が管理して分配します。一方で共産主義では、そもそもすべての利益をみんなで共有するという考えがあり、国が管理する制度自体もいらないこととなります。
このように、社会主義が生まれた後にそれを実現する方法として共産主義が体系化されると、共産主義と社会主義には明確な違いが出てきました。しかし旧ソ連が崩壊すると、共産主義と社会主義の違いは曖昧となり、現代ではほぼ同じような意味として捉えられている部分もあります。
詳しくありがとうございます!