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※ポーツマス条約とは
1905年に結ばれたポーツマス条約は、日露戦争(日本とロシアの戦争)の終結を決めた条約です。
この条約によって、日本はロシアからいくつかの権利を得ましたが、その中に「韓国に対する保護権」も含まれていますね。
・韓国に対する保護権の意味
「保護権」というのは、他国の政治や外交を自国が管理・干渉できる権利のことです。
ポーツマス条約によって、日本は韓国に対して外交や内政に強い影響力を持つことを認められました。
具体的には、韓国の外交権(他国との交渉権)を事実上奪い、日本が韓国の外交を管理するようになりました。
・当時の背景
当時の韓国(朝鮮)は、他国の力を借りながら独立を守ろうとしていましたが、日露戦争で日本が勝利したことで、日本は朝鮮半島での影響力を強めることができました。
この「保護権」を得たことで、日本は韓国の内政にも干渉できるようになり、1905年に第二次日韓協約が結ばれ、韓国は日本の「保護国」とされました。
最終的には1910年に韓国併合が行われ、韓国は完全に日本の植民地となりました。
つまり、「韓国に対する保護権」というのは、日本が韓国を独立した国家としてではなく、自国の影響下に置いて管理する権利を得たということを意味します。
ポーツマス条約の結果、日本が韓国に強い支配力を持つようになったということがわかれば、理解がより深まると思います!
(この説明が参考になれば幸いです🙇)