swimming with uplifting musicのまとまりが
①名詞修飾の現在分詞ならば
of sharks [swimming with uplifting music]
ofのうしろにsharksという名詞が来て、それをswimming with uplifting musicが修飾している
これで一見良いように見えるのですが
よーーーく英文の意味を考えるとおかしいのです。
この解釈だと
of sharks which is swimming with uplifting music
という関係詞のフレーズと同じ意味になりますから
「高揚感のある音楽と共に泳いでいる"ほうの"サメ」
そういうサメとそうでないサメが存在していて、そういうほうのサメ
という意味になります。
関係詞の制限用法と非制限用法、という文法の説明を見てほしいです。
カンマがない関係詞は「制限用法」で、
名詞を後ろから修飾する分詞もこれと同じことが言えます。(分詞では制限用法・非制限用法という説明はなぜかあまりされないのですが)
でもこれだと
sharksに冠詞がないから"不特定多数のサメ"を指しているのに
後ろからそのサメを制限するフレーズが来ている(=swimming with uplifting musicという条件に当てはまるサメに制限されていて、無条件の不特定多数ではない)
という矛盾が生じます。
②動名詞のまとまりならば
swimming以降が動名詞のフレーズで、sharksはその意味上の主語(=swimmingしてるのは誰なのか)になります。つまり
The first group watched a 60-second video of sharks swimming with uplifting music.
最初のグループは、"(不特定多数の)サメが"高揚感のある音楽とともに泳いでいる60秒間のビデオを見た。
という意味になります。
分詞構文については細かく説明しきれないので
文法の参考書を見てほしいのですが
簡単にいうと分詞構文は、分詞のまとまり
swimming with uplifting music
の部分が、
文の中で副詞的に働いている場合に当てはまります。
つまり
swimming with uplifting musicが
述語部分(動詞+α)
watched a 60-second video of sharks
を修飾していることになるのです。
だから
The first group watched a 60-second video of sharks
最初のグループは、高揚感のある音楽とともに泳いでいるサメの60秒間のビデオを見た
swimming with uplifting music
高揚感のある音楽と共に泳ぎながら
ということになっちゃいます。
泳いでるのはサメではなくて、The first groupになっちゃいます。
どこがどのように違うか知りたいです!
先生がこの説明は間違っている、と仰っていました。