回答

✨ ベストアンサー ✨

私は個人の見解からはと訳しましたが、→ 以下のような和訳で良いと思いますが、如何ですか?
「模範解答」が唯一の正解とは限りません。
From the point of view of the individual, he should do the work which makes the best use of his abilities.
個人の観点からすると、人は自分の能力を最大限に活用する仕事をするべきです。

参考にしてください。

回答ありがとうございました!
模範解答の言ってることがよく分からなかったので助かりました🙏

高校生A

From the point of view of the individual,
「個人の観点からすると、」
は誤訳です。

個人の観点から、、、
From a personal point of view
「個人の観点」は「個人的観点」です。
of the individual が訳せていません。

view of the individual 「個人を見ること」
of は目的語関係を表します。

参考にしてください。

ありがとうございました!参考にさせていただきます!

taka

高校Aさんは、鋭い指摘をしていると思います。
ただ、「From a personal point of view 「個人の観点」は「個人的観点」です。of the individual が訳せていません。」に関しては、異なる見方が可能だと感じます。
まず、From a [personal] point of view は、高校Aさんが作った表現であり、原文にはありません。
From a [personal](形容詞:後ろの名詞句point of viewを修飾) point of view
= From a point of view [of the individual](形容詞句:前の名詞句 point of viewを修飾) と考えるのは、どうでしょうか?

ののののの

面白い議論だなーと思って横入りさせてもらいます
邪魔だったら無視してください

高校生Aさんのおっしゃることは、模範解答の訳文から逆算すると確かにそう見えるのですが1つ大きな問題点があって、
それはviewが不可算名詞として使われていることです。
viewの前に冠詞がない。

辞書でviewを引くと、不可算名詞としての用法は「視界・視野・視力」と訳すような用法のただ1つだけなんです。
「見ること」という意味の使い方の場合、可算名詞なのでa viewになるはずです。

抽象名詞は、動詞や形容詞を名詞形にしたようなもので
①実際に動詞や形容詞から派生したもの
see→sight・important→importance
②派生関係は明確ではないけど、動詞や形容詞の意味を読み取れるもの
に分かれます。

抽象名詞を「〜すること/したもの」「〜であること/もの」と訳せる場合も多くあります
そのときに名詞の後ろにof〜があれば、そこに格関係(主格・目的格・同格)を読み取るのが一般的な解釈です。
(例)an importance of 〜  
「〜の重要性」≒「〜が重要であること」

ところが、このように「〜が/を、◯◯すること」という意味で "[抽象名詞] of〜" という表現を使う場合は
基本的に、名詞の前に冠詞や所有格など「限定詞」が付きます。

限定詞とか修飾語なしの単数名詞は、「形のないイメージ」を表すので、
抽象名詞も、無冠詞で使うのが本来の使い方かと思うんですが
「(〜が/を)◯◯すること」の場合、単なるイメージじゃなくて個別の1イベントを表しているので、限定詞なしで表現するには具体的すぎるのです。
無冠詞のimportanceは「重要性"というもの"」
an importanceとかthe importance とか限定詞付きの場合は、具体的な何かが「重要であること」
というふうに区別されるのに、
日本語はこの区別に曖昧で
an importance of〜の場合も「〜の重要性」と言っちゃうし、それで通じてしまう
それが悪いこととは言ってない。日本語がそういう特徴があるというだけですが
でも訳すときには意識はした方がいいですね。

ののののの

抽象名詞を訳すときに

英語で限定詞がある場合に「〜の重要性」みたいに抽象的な訳語をあてるのはそんなに問題ないけど
逆に
英語に限定詞がないのに、「〜が重要であること」っていう訳語をあてると、
抽象概念を表してるのに、具体的な1イベントを表す訳になっちゃうから、うまくいかないことが多い。

で、今回の場合
from the point of view of the individual

the point of viewは、viewに冠詞がない
だから「見ること の点」とはできないと思うんですよ。
少なくとも元の英文は、viewという単語に「(誰かかが何かを)見る こと」というような具体性を持たせてないと思います。
じゃあどうするかというと、ど定番ではありますが
the point of view ひとまとまりで「観点・視点」
だと思います。

僕らも日本語でさらっと「〜の視点で」とかっていうときに、「視点」でひとまとまりの言葉として捉えていて、

「視 =見ること+ 点」って確かに分ければそうなんだけど、でもそんなふうにいつもいつも分けて使ってないじゃないですか。
もっと、分割されにくい一つの言葉として使う。
そもそも何かを「見ている」わけじゃないときにも「視点」っていうでしょう?
今回のviewだって、何かを「見ている」わけではないと思います。

限定詞なしの抽象名詞っていうのはそういう要素があるんですよ。the point of view っていうのも、分ければ分けられないことないけど、
いつもいつも分割してその意味で使ってるわけではない、もっと慣用句的な要素を持ってるんですよ。
「七転び八起き」という日本語を聞いて無意識に「あきらめない」って言い換えられるでしょう?
「7回転んで8回起きる」って文字通りに受け取らない。
そういう感じに近いのです。

そんなわけで
point of view は訳語としては「視点・観点」で良いけど
その内容は「見る」というよりは「考える」ってことだと思います。
of the individual は「個人(というもの)に関連した」
ofは、内容とか関連のofでいいと思います。

だから模範解答の
「個人というものを考慮する立場から考えると」
というのは
「個人というものに関連した考えから言うと」
という感じのことだと思います。

taka

なるほど。深~い❣

コメントありがとうございます!

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