地理
高校生
解決済み

Dの集落はどうして自然堤防上にあると分かるのですか?
Dの周りを囲んでいる点線は何を意味していますか?

問8 沖積平野 [94年本改] (次の図(2万5千分の1地形図 より作成, 80%に縮小)は,旧河 道や自然堤防、後背湿地がみられ ある低地の地形を示したものである。 図中の4地点A~Dのうち, 洪水 時に最も深く冠水すると考えられ る地点を,下の①~④のうちから 一つ選べ。 ①A ② B ③C ④ D C di d 11 (2) 右の図にみられる旧河道とその 洪水堆積物について述べた次の文 ①~④のうちから,最も適当なも のを一つ選べ。 こうばい ① 勾配が緩やかなために,川は 蛇行していた。洪水時には, B 付近には砂質の,その背後のC 付近には泥質の物質が堆積した。 "1 " " "I 1 D .8.3 " ② 勾配が緩やかなために,川は蛇行していた。 洪水時には,B付近には泥質の、その背後のC付近には砂質 の物質が堆積した。 ③勾配が急なために,川は直線的に流れていた。洪水時には, B付近には砂質の,その 背後のC付近には泥質の物質が堆積した。 B ④ 勾配が急なために, 川は直線的に流れていた。 洪水時には, B付近には泥質の,その 背後のC付近には砂質の物質が堆積した。 (1) 問8 (2)
問8 (1) 正解 ③ 10mの等高線から判断して,AとDの集落と,Bの集 落は自然堤防上に立地し、その間が河川の旧河道だった と考えられる。 A近くの12mの標高点と, D近くの8.3m の標高点から比高数mの高低の差が読み取れる。 した がってCは後背湿地で,洪水時に最も深く冠水する場所 と考えられる。

回答

✨ ベストアンサー ✨

この問題の地形図で示されたあたりは氾濫原で、自然堤防と後背湿地があります。
自然堤防は、後背湿地よりも数10㎝~数m標高が高いので、川が氾濫しても水に浸かりにくいので、昔から集落が立地しています。
家を建てるなら、水害にあいやすいところよりも、あいにくいところに建てますよね。
逆に「C」の場所は後背湿地で、水害にあいやすいので家は建ちませんが、低湿地だから水田に適しています。
ちなみに、Dの周りの点線は土地利用の境界です。内側は集落、外側は田、という。

地道な地理

Dの集落はどうして自然堤防上にあると分かるのですか?
という質問については「集落があるから」という答になります。
最近は、後背湿地にも住宅が建っていることがけっこうありますが、その場合は道路が整備されていることで新しい住宅地だとわかります。
でも、ここは、幅の広い道路がない、古くからの集落のようなので、自然堤防だと判断できます。

m^2

なるほど!!集落が判断の要素になるんですね。分かりやすい説明をありがとうございます🥹

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