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y=ax² の放物線と直線との2つの交点のx座標を p, q とすると
これだけで,直線の傾きと切片が求められる公式があります。
(証明は省きます)
傾き=a×(p+q)
切片=-apq
「放物線に交わる2つの平行線において,交点のx座標どうしの和が等しい」
というのは,上記の「傾きの公式」の(p+q)の部分を指していて,
2直線は平行なので傾きが等しいですから,
直線ABの傾き=直線PQの傾き
という方程式が成り立ち,
点A,B,P,Qのx座標をp1,q1,p2,q2とすると,
a×(p1+q1)=a×(p2+q2) …両辺を a で割ると
(p1+q1)=(p2+q2)
解説では点Qのx座標を t とおいているので
(-2+4)=(-3+t)
t=5
となります。
「平行線の切片は,公式より」
というのは,上記の「切片の公式」 -apq を指していて,
a は y=½x² の ½,
点Pと点Qのx座標を使って
-½×(-3)×5=15/2
となります。
あとはたてはば(底辺)×よこはば(高さ)×½
で△ABPの面積を計算しています。