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葉緑体でADPとリン酸からATPを合成する過程では、チラコイド内腔からストロマへH+がATP合成酵素を通り移動する時のエネルギーを利用しています。
②まではpH=4で、ストロマとチラコイド内腔とでH+の濃度勾配はありません。ですから、濃度勾配による受動輸送が起こるためには、
ストロマのH+ < チラコイド内腔のH+ ・・・・❶
の状態を作らなければいけません。
化学で勉強したと思いますが、pHの値が小いとぼH+の数は多いですよね。
ここで、この実験ではチラコイドを単離しているので、緩衝液がストロマの役割をしていると思って下さい。
そうすると、緩衝液のpHを上げると❶の状態を作れますから、選択肢の中でpHが4より大きいpH=8を選びます。
理解できました!ありがとうございます!!