添付の図を見てください。
点Oは外心なので,OA=OB=OC(円Oの半径)になります。
3つの三角形はすべて二等辺三角形になり,底角は等しいので図のようになります。
これが外心の特徴です。
△OBCで考えると∠BOC=96°なので,底角はそれぞれ (180-96)÷2=42°
∠ABC=∠ABO+∠OBC=10+42=52°
∠ABCは弧ACの円周角,∠AOCは弧ACの中心角なので,
∠AOC=∠ABC×2=104°
△OACも二等辺三角形なので,底角はそれぞれ (180-104)÷2=38°
∠OCA=38°
点Pは内心なので,三角形の3つの内角の二等分線で交わる特徴があります。
∠PBC=∠ABP=28° なので∠ABC=28×2=56°
∠BAC=46°なので∠ACB=180-∠ABC-∠BAC=180-56-46=78°
∠PCAはその半分なので∠PCA=78÷2=39°
△PBCで考えると,∠BPC=180-28-39=113° になります。