✨ ベストアンサー ✨
おそらく困るのはthat以下ですよね。
文脈がわからないので、ここでのprospectの意味が「期待」なのか「高所からの眺め」なのかはわかりません。
どちらもthe prospect of〜という使い方はします。
いずれにしても
the prospect of her first frightは無生物主語ですから、このthat節は主語と動詞以降(特に目的語以降)の因果関係を表す文です。
S fill O with〜 は「SがOを〜で満たす」ですが
Sが原因というのがわかるように、型にはめて訳すなら
「Sによって、Oが〜で満ちている・いっぱいである」
と考えれば良いと思います。
ただ、型として覚えると結局その型の日本語に囚われるので、慣れてきたらその型から少し自由になったほうがいいと思います。
Sが原因だと分かるように訳せばなんでも良いので。
慣れていると英文自体を頭の中で
she is filled with excitement because of the prospect of her first fright
she is fully excited by the prospect of her first fright
と書き換えて考えます。
派生語だとか書き換えたあとの単語の使い方について知識が要りますが
prospectが"期待"だったら
「彼女の初飛行の期待 によって、彼女は興奮でいっぱいになっている」
「彼女は初飛行に期待して、すっかり興奮している」
"眺め"だったら
「彼女の初飛行の眺めによって、彼女は興奮でいっぱいになっている」
「彼女は初飛行の風景を眺めて、すっかり興奮している」
まぁいずれにしても、
prospectの訳をいくつかわかってるといいですよね。
でももし、
試験の場で今回のprospectがあれ?ってなったら、
あえて訳さないで「彼女の初飛行のprospectによって、彼女は興奮でいっぱいになっている」として、prospectの意味を文脈から考えれば良いのです。
冠詞の有無とか修飾語とかも全部踏まえれば、画像のレベルの文章なら大体の意味は掴めそうな気がします。
ただそのときに、単語とか熟語とかをやり込んでいて
prospect「予想」とかって思い込んじゃってるともうダメなんです。発想が固着してしまって。
だから僕は丸暗記の勉強をあんまり信用しないです。全否定はしませんが
単語と熟語の訳なんて、「こうやったら上手くいきました」っていう過去の事例集にすぎません。それぞれの訳にはそれぞれの文脈があるので、一生懸命暗記しても全然違う文脈にあてはまたらうまくいくわけがありません。
そんなことを頭に置いて、
覚えた訳はここで使える訳だろうか
っていうことを意識できるといいと思います。