一つは
例えば
this is the book that I have wanted to read
という文の場合、
先行詞から関係詞のまとまりの部分は
I have wanted to read the book
という文がもとにあるわけです。
同じことをその画像の文で考えると
It is Spain in England となっておかしいと
常識的にわかるはずです(わかってほしい)
それともう一つ、今回の文に限っていうと
次のような考え方もできます。↓
関係詞の使い方には、関係詞の前にカンマがない場合とある場合がありますよね。
カンマなしの関係詞の場合は、制限用法というんですけど、
例えばthe book that I have wanted to readの場合
book といってもいろいろあるけれど、その中でも私が読みたいとずっと思ってた本 というように
先行詞にあたる名詞の範囲を制限するような役割があります。
ところがSpain のように固有名詞の場合は
Spainという国は世界に一つしかありませんよね
だから、そもそも制限する必要がない
つまり
いろいろあるなかの〜なもの
という制限用法の関係詞節は、
固有名詞にはつくことができません。
これは文法の参考書にも絶対載ってるし、文法問題でもちょいちょい出たりします。
これがわかってれば
that it is in England のカンマなしの関係詞節は、
Spainっていう固有名詞に付くわけがない、
と何も悩まずに判断できると思います