英語
高校生
解決済み

英語 不定詞

下の写真についてです
ウが正解なのはわかったのですが、アイエを明確な理由で切ることができません
それぞれどこが間違っているのか(もしこの文の構造でもここを変えるだけで意味が通る、などがあったらそれも)教えていただきたいです。
よろしくお願いします

2 例題 次の日本文の英訳として正しいものを1つ選び,記号で答えなさい。 そのホールには人ひとりいなかった。 ア There was not to be seen a person in the hall. イ Aperson was not seen to be in the hall. Not a person was to be seen in the hall. エ The hall was not to see a person. (ウ) _THE 鉄則 <be 動詞 + to 不定詞〉は〈予定〉〈可能〉〈義務〉 〈意図〉 〈運命〉の意味がある to 不定詞の部分が受動態の場合は〈可能〉だと考える。 <be 動詞 + to 不定詞〉 の形が助動詞のように働くことがある。 これは〈予定〉 <可能> <義務〉 〈意図〉 <運命〉の5つの意味があり,どの意味にあたるのかは文脈から判断する。 例題は「そのホールには人ひとりいなかった」という日本文だが,これを「人ひとり見ることができなかっ た」と考えると〈可能>の <be 動詞 + to 不定詞〉 を用いて表すことができるとわかる。 つまり Not a person could be seen in the hall. を Not a person was to be seen in the hall とすること ができるのである。このように<可能> を表す場合には to 不定詞が <to be +過去分詞〉 のように受動態 になることが多い。 したがって, 正解はウ Not a person was to be seen in the hall. となる。 覚 文脈と形に応じて5つの意味を判断することが重要だ! それぞれの意味を文脈から判断するのが原則だが、形からもある程度は判断できる。 プラス +a 予定 This train is to leave the station at five. 「この列車は5時に駅を出る予定だ」 予定の時間や場所を表す副詞句を伴うことが多い。 可能 Ⅰ was afraid the baggage wasn't to be carried on the train. 「その荷物をその電車で運べないのではないかと私は不安だった」 to 不定詞が受動態になることが多い。 普通, 否定文で用いられる。 義務 You are to keep out of this area. 「この場所に入ってはいけません」 JURET 運命 They were to part from each other forever. 「彼らは永遠に出会えない運命だったのだ」 be 動詞が過去形になっていることが多い。 意図 If you are to succeed, you must read more books. 「成功するつもりなら, もっと本を読みなさい」 if 節の中で 「…..するつもりなら」 の意味で用いられる。 これはあくまでも目安なので、 形だけで早合点しないで, 文脈から判断するように心がけよう。 <be 動詞 + to 不定詞> には上記5つ以外の意味もある! <be 動詞 + to 不定詞〉 の形でも、上の5つ以外の意味になる場合があり, それが問われるこ とがある。 e.g. All you have to do is to tell the truth. 「あなたは真実を話しさえすればよい」 これは補語となる名詞用法のto不定詞である。 また証明書などで, This is to certify that... という言い方をするが, これは<目的> を表す副詞用法で、 「これは・・・を証明するための ものである」 という意味だ。

回答

✨ ベストアンサー ✨

イは、aとかanがついた名詞を主語にすることは特殊な場合を除くとないのです。
a/anは「不特定多数の中の不特定の1つ」っていう意味があるので
ある内容の具体例としてa/an + 名詞を主語にすることはあるくらいで、この文の意味では主語になってたら変です。

ただし a/anはただの「(不特定多数のなかの)1つ」じゃなくてany と同じような意味になることがあります。
正解のウはこの用法です。
anyと同じだから、「(不特定多数のなかに)もし1つでもあるならば、その1つでも」というような意味で、
これにnotがついているから
「1つでもあるならば」の否定で「1つもない」ということです。よくnot〜any = no と覚えさせられるやつです。
だからこのウの文はNobody was to be seen in the hallと同じ意味です。

エは、be to構文の部分を抜かしてシンプルな文にすると
the hall がseeしない ってことになっちゃうからおかしいです。
seeする、見る っていう行為をするのはホールじゃなくて人間です。

アは、そもそもthere is [名詞] のisが動詞ですから
there was to be [名詞] だったら、文法の理屈上はあるのかもしれません。(ただし実際には見たことないかもしれない)

not to be seen の部分が、be + 過去分詞で受動態(「見"られ"ない」)ですよね。
seeは能動態のとき目的語を1つだけ取るから
受動態になると、その目的語が主語になって、目的語がない文になるはずです。
彼女を愛する love her
↓受動態にすると
彼女は愛されている she is loved
目的語が主語の位置に動いて、目的語は消えてしまうでしょう。
だからto be seen の後ろにa personっていう目的語があるのがおかしいです。

奏音

とてもわかりやすかったです…!!
ありがとうございました

イのaがウのようにanyの意味にならないのはもう文章上の流れとかで見分けるってことでしょうか
理解力が乏しくてすみません
それ以外は自分の脳でも分かりすぎて感動しました😭

ののののの

うーんなんていうか
そもそもイはもうその日本語の意味でa personが主語はありえないでしょ、しか見てなかったので、
今改めて文全体を見ると、was not seen to beの語順とかも意味が全然取れない語順なんですよね。
だから、この一文だけで前後関係も分からなければ、この文自体の意味も取れないので、
このa がanyに近い意味で使われてるかどうかも
判断しようがないという感じですね

ただまぁnot anyに関連していうと
any 〜not という語順にしてはいけないというのも
必ず説明されることなので
今回のイの文はaをanyと同じような意味で使ってると考えちゃうと
any〜notがNGっていうルールに抵触しちゃいますね

奏音

確かにnot anyでした
本当にありがとうございました!

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