✨ ベストアンサー ✨
この説明では最初に①系統樹の整理、次に②表の解析を行います。字も絵も綺麗じゃないですが画像も載せておきます。
①まず前提として、早くに(昔に)分岐した種同士では多くの遺伝子が異なり、遅くに(最近)分岐した種同士では遺伝子の違いは少なくなります。
ここでは、「遺伝子が近い=似てる 遺伝子が違う=似てない」としましょう。この問題の図は、下が昔、上が最近ということを表しています。つまり、Rとウはより昔に分岐しているので全然似ておらず、Rとアは最近分岐しているのでめっちゃ似ているということになります。イはアとウの中間なので、ちょい似てるくらいですね。
②ではここで、表の系統Rと系統Pの関係について考えてみましょう。系統Rを基準に考えると部位1,3,4の塩基が一致しています。つまりめっちゃ似ているということです。
今度は系統Rと系統Sの関係について考えてみましょう。こちらも系統Rを基準に考えると、全ての部位の塩基が違っています。つまり全然似てないということです。
最後に系統Rと系統Qを比べると2つ同じ塩基があるので、ちょい似てます。
さあ、全ての準備は整いました。
①と②の結果を合わせると…
系統樹においてRを基準に考えると
アはめっちゃ似てる イはちょい似てる ウは似てない
表においてRを基準に考えると
Pはめっちゃ似てる Qはちょい似てる Sは似てない
よって
ア:P
イ:Q
ウ:S
ということになります。
この系統の問題は、一つRのような基準を設けて
①系統樹においてどれだけ離れているか
②表においてどれだけの遺伝子が共通しているか
を調べ、どれだけ似ているかを考えることで解くことができます。
長文になってしまいましたが参考にどうぞ。
すごい理解できました!ご丁寧にありがとうございました!😭