①コンピュータ(人工知能)が全面的に人を超える事は無いですが、大局的には、人を超える部分が目立ち、優勢になると思っています。
そして、2045年を待たずして、社会が一変して、これがシンギュラリティなのだろうと人は言うでしょうね。
②人が錯覚して言うか言わないかが、問題なのです。
計算機を計算を自動でするから、人工知能だと言う人は少ないですよね。(いないはず。)
しかし、それっぽい文章を回答してきて、医師や弁護士の試験に合格を出してきているから、人は今のコンピュータを人工知能だといっていますが、コンピュータはビッグデータをもとに、答え(結果)を出しているが、本質的な意味は理解していない。
一見考えているようで、条件反射というか、考えもなく統計学的にそれっぽいことを表示しているだけ。
①>その弱点を補うような人工知能が出てきたらどうなるか、という点まで気になってきましたね。
単純な暗記や、計算力では、現時点でも人の能力を超えまくっている。
しかし、人と同じ体が無いし、前進からの五感もない。痛みも死に対する恐怖もない。入力される情報の違いがあるから、人と同じ思考になれない。
人と同じ外部からの情報を得れることで、人と同じ感覚になれるので、そこができない時点で、同等にならないので、比べられないと思っています。
そもそも、そのような事で、人と同じ土俵に人工知能をする必要があるかって問題もありますよね。どこまで行っても、人工知能は道具として便利だったら良いので、わざわざ巨額の開発費を投じて、人と同じにする必要が無い。というか、そういう資金の使い方は非効率だから、しないでしょ。
②>将棋の藤井聡太などと比べて最適解を導き出してもまだ見ぬところを見抜かれたらそれこそ人間が有利と言えるでしょうし。
ここの発想は、私(個人的な私見)は違います。
将棋という枠組みの中では、短時間に人工知能同士で大量の試合を一瞬でしているので、数百年以上対局数が人類より多くなり、その中で、現代の人が知らない戦法を人工知能が見つけ出している。もし、人工知能無しで人類だけでも、同等の手法は見つけられる可能性がある。
藤井さんがすごいのは、人工知能の戦法を上手く取り入れた(理解した)点であり、過去の戦法(現代の戦法)にとらわれることなく柔軟に取り入れた決断力がすごいのだと思っています。
将棋という既存のゲームのルールの枠組みの中で、人工知能は活躍していますが、そもそも、人工知能は、ゲームを新たに創造したわけでは有りません。
つまり、
人工知能は、作業的知的労働について、バ カ正直で、めんどくさがらずに、短時間で大量の作業をこなせるから、人より強いだけです。
無い物を作るような創造的な知的労働には、過去の事象の要素を分解して分析し、分解した要素を再構築して行く作業があります。
哲学的な思考を必要とします。しかし、単語そのものの意味がわかない人工知能には、できません。
そこが、大きな違いです。
人と人工知能では、作業に対する発想に決定的な違いがあります。(この違いは、①につながってきます。)
人工知能の発想は、手抜きをせず、闇雲に全ての可能性を調べる点です。
人は有限であり、それ故に、効率化を求めます。(死ぬので時間は有限だし、疲れるので、省力化したい。(手抜きしたい))
だから、
人の発想は、ヒラメキによる新しい発想で、少しの努力で調べようとする点です。
人工知能は医師国家試験を合格できますし、ビッグデータがある病状の区別はつきますので、風邪などありふれた診察がほとんどの町医者くらいはできます。
しかし、今治療が見つかっていない難病やウイルスに対しては正しい判断ができません。
つまり、人工知能は、作業的な仕事内容の医師以上、創造的な仕事内容の医師以下なんです。
③何事にも、コツがあります。手順があります。それを明文化できたら、人工知能は人を超えてくるでしょうね。
今の人工知能は、人の作ったビッグデータが無いといけません。
創造的知的作業のコツや手順がわかれば、作業的知的作業として創造的な知的作業を、人工知能は自立して行うことができる世になるからです。
その時、人は、人工知能を制御できず、人工知能は人の制約を受けず、人の叡智をこえた知的活動をどんどんしていくのだと思います。
④最後に、蛇足ですが、人工知能のノートのリンクをはっておきます。
微々たるものかも知れませんが、ひなたさんの創造的知的作業の足しにして下さいな。
https://www.clearnotebooks.com/ja/notebooks/2235102
https://www.clearnotebooks.com/ja/notebooks/2324879
なるほど、文もノートも読まさせて頂きました。
①にて
確かに人間は五感というものを重点的に置いて生活していましたよね。
その為嗅覚やら痛覚というものが無いとなると、人と同じ気持ちにはなれない。確かにそう思います。人という互換の精神で安定させられたものに大してどんな感覚もないビッグデータのみで動いている人工知能とではだいぶ話が変わってきますね。
それにおいて人間を根本的に超えることは出来ないと。可能ではあるがそれに対して多額の金額を使うような人はいないだろうと。たしかに人類を超えるという無駄なものに使う資金など使う意味ないですものね。
②にて
私は将棋についてあまり詳しくないので現代と古来では戦い方が違うという思考が思いつきませんでした(笑)
AIというものはビッグデータから持ち出した資料によって最前の一手を繰り出すわけですが、藤井聡太はその一手を理解し別の最適解を辿っていき勝利に辿り着く。ビッグデータに溜まっている知識を元に単純作業で勝てる相手に自分の様々な経験や知識を元に最適解を生み出す人間とでは根本的な差があるんでしょうかね。
人間と違う点としては効率においては最大であるがひらめきという発想がないという所でしょうかね。ひらめきというものがある人間は色々な点において未知の事に解決できたりすることでAIとは違い、そしてそこがAIが越えられない点として挙げられるのでしょうね。
③にて
やはりそれは好奇心という点なのですかね?
AIは人間の重要点である好奇心というものがないから自ら思考しようとしない。
その為人間の叡智を越えられない、それがノートを閲覧してた時に成り立つかな、と考えてましたが。
①人工知能の人間超えは、どの領域かという範囲指定(人工知能に質問するときの質問の仕方=プロンプト)によって変わりますよね。
将棋やチェスや囲碁という限られたルールの範囲では、現代人を超え、人で例えると数百年先の領域に行っている。
大学入試も、数年前に、思考力が問われない単語暗記程度の入試では、MARCHクラス(関東の有名私立大)には合格できる。=その辺の大卒が就職しそうな作業的知的労働の肩代わりはできうる。今は、入力がテキストで、出力が画面くらいだから、限定されるけど、カメラからの画像認識ができるようになれば、人の目(視角)を獲得したことになるので、自動運転も可能になっていく。
カメラ認識を追加できたら、マルチモーダルと言って、複数の入力情報を扱える。これは本当に人工知能に大きな進化をもたらす。
有料のChatGPT4は、マルチモーダル化して、そのように進化していこうとしている。
自動運転で例えると、人の目は立体で物体を認識できるが、視野があるので、事故をおこしやすい。
人工知能+カメラなら、単眼カメラを複数用意して3次元に360度視角無く作れる。(単純に路上を350度X軸とY軸見る(直上と真下を見ない)なら、一つのカメラを真上に配置して、その上に円錐の鏡(頂点をカメラに向ける)を置くと、ゆがんだ形で360度見れる。ゆがんだが画像でも、コンピュータ修正すれば、360度のパノラマ画像にできる。)
さらに、プログラムによって単眼カメラでも、ある程度距離(立体)を認識できる。
そうなると、視覚的には、人工知能は人を超えてくる。
部分的には、人工知能は人を超えれても、、人と同じ入力情報や、体の死がないから、究極的には同じにはならない。
②哲学(神の領域と学問(人の理解できる領域)の境界線をわける(考える)学問)とヒラメキが、最後に人と人工知能の差になるのでしょうが、前回話したように、創造的知的作業も、作業的知的作業に置き換えることが可能かも知れなく、そうなると、人の優位性はなくなります。
創造的知的作業も、複数回あれば、ビッグデータになるので、その事例の構成要素をより細かく概念を分類して、共通点を探れば、理論的には可能だと思っています。
③人工知能が人の脳に勝てない領域
脳は、単に計算と暗記する器官じゃない。引き寄せの法則を発動する不思議(スピリチュアル)な器官という考え方を持つと、人工知能は絶対人には勝てない。
https://www.youtube.com/watch?v=dIp6O9Gstv8
もうこれくらいしか、人の脳の優位性はないと思っています。
ホントこれって、哲学のぎり領域外で、神様の領域なんですけどね。
情報伝達の構造は、神経細胞かトランジスタのスイッチング作用かの違いがあるだけで、その集合体が脳であり、コンピュータのCPUで、脳の仕組みを模してプログラム(ディープラーニング)を作ったのが、今の人工知能のプログラムだからね。人の脳とコンピュータは計算や暗記では、差異が無いはず。だから、人工知能は人を超えれる。
入力と出力装置を人と同じ物を作ったら、人と同じ感情みたいなものを人工知能は獲得できるかもしれないからね。
結局、この対話も、哲学の領域(神と人の領域の境界線を探る思考)に行き着いてきましたね(笑)
確かにこの会話はもう哲学ですね。
①にて
確かに突出する分野を作ることは可能ですが、それはあくまで一部であって人間を超えるまでとは行きませんものね。そう考えると結論はどれだけ人と似たような構造にできるかによって、人工知能が発展するかになりますね。
②にて
それこそ人間が恐れているシンギュラリティなんですかね、あくまでも哲学的な領域での会話では理解しえますがそれが起こりうるかどうかとなると人間の考えすぎとも思えますね。
③にて
脳というものの優位性を保つものは言い聞かせみたいな感じですね。
それによって思考が言うことを聞き覚醒して安定する、みたいな感じですかね。
ただここまで考えると人間がとやかく考えても何にもならないですね笑
哲学って倫理観が神のみぞ知るってやつになり得てますね...w
①>どれだけ人と似たような構造にできるかによって、人工知能が発展するかになりますね。
おおむね同意です。
しかし、見方によれば、その逆の現象もあるかも知れません。人と同じ条件になるのですから、答えも似てくる。
入出力装置を人間に似せれば、似せるほど、凡庸になるのではとも、個人的には思っています。
人間的じゃないから、超人的な能力が目立つというか発揮できる?
あとは、人に似た構造をどう考えるかですね。
人と似た構想にすれば、360度見渡せる3つ以上の目はつけられない。
目を2つとなると、目以上の視力のカメラの目はつけれそうだけどね。
②の内容は、概念や哲学的な領域ですよね。人工知能がこの辺を理解しだしたら、やっぱ、シンギュラリティでしょうね。
③の感想は、私にとったら大発見。
潜在意識って、無意識の「言い聞かせ」と言い換えれますね。
潜在意識というと、スピリチュアル要素が増えますが、「言い聞かせ」なら、あまりそう感じないですね。
①にて
なるほど、確かにそう捉えることが可能ですね。今の人工知能であるから人間よりも優れているように見える。逆に、それを人間的にすると殆ど人間と変わりなくなっていきますし。
ただ最後の目が3つとなると見た目が狂気的なものになりそうですね笑
360度閲覧にしようとすると後ろに目を設置しなくてはいけなくなりますし...
②にて
やはりそうですよね、タイムリミットと言うか、人工知能の認識の問題なんでしょうね。理解しだしたら本物のシンギュラリティが始まりそうですね。
③にて
そんなに深くまで思考してませんでしたが確かに潜在意識ってそう言い換えられますよね。
言い聞かせという概念は常日頃から聞くことがありますが潜在意識となると疑問点が湧き上がってたりしますものね。
①にて
なるほど、一部ステータスは上昇し、それにおいて人より目立つが、他方で人間と違い劣ってる点は補えないような形ですね。ただしかしその弱点を補うような人工知能が出てきたらどうなるか、という点まで気になってきましたね。
ただ補えたとしても私も優勢になるとは思いませんね。優勢になったとしたら人が作った2000年の歴史が人が作ったもので100年経たずに変えられるとなると面白いと言えば面白いですけれどね笑
②にて
確かにそうだと思います。人工知能はネットの多彩な情報の中から答えを導き出し、それを解答として提示しますが、将棋の藤井聡太などと比べて最適解を導き出してもまだ見ぬところを見抜かれたらそれこそ人間が有利と言えるでしょうし。
そういう点を考えると論理として成り立ってますね
あとは国家試験に合格していても人間と違い実際に役立たせられるのか、など多数問題抱えてたりしますし...