(1)A…肺動脈、B…肺静脈、C…大静脈、D…大動脈、E…右心房、F…左心房、G…右心室、H…左心室
体循環は「左心室→大動脈→大静脈→右心房」、肺循環は「右心室→肺動脈→肺静脈→左心房」という流れができており、
実際にはこれが連続して(右心房から右心室への血液の移動が起こるから)、血液が循環しています。
ちなみに、心臓の左右判断は、血管とリンパ管が繋がっているところ(左鎖骨下静脈)が左側にある、という知識があればできます。
(2)H→D→C→E→G→A→B→F→H
上で述べた通りになります。
(3)(ⅰ)B
肺を通った直後の血液は酸素を多く含んでいるため(組織で受け取ったCO₂を、肺でO₂と交換するから)、Bの肺静脈が答えとなります。
(ⅱ)D
血液を全身に運ぶためには大きな圧力が必要なため(長い距離運ぶために、強く押し出すから)、Dの大動脈が答えとなります。
(4)①誤り。
血液を全身に運ぶためには大きな圧力が必要であり、そのためには筋肉が厚い必要があります。(筋肉が厚いほうが力が出ますよね)
ここまでは正しいのですが、体循環に関わるのは左心室であるため、間違いとなります。
②正しい。
覚えておいてもいいと思いますが、今回のような問題ならとりあえずスルーして、他の選択肢の誤りを探す方が早いと思います。
③誤り。
静脈とリンパ管には弁(血液の逆流を防ぐもの)がありますが、動脈には弁はありません。(血圧が高いため、逆流は起こりにくいのです)
④正しい。
栄養分を最も多く含む血液は、肝門脈を通ります。
(肺静脈、肺動脈、肝門脈、左鎖骨下静脈の4つの血管は出題されやすいため、覚えておきましょう)
基礎知識がないと解けない分野なので、ひたすら暗記です!!
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