現代文
高校生

2段落の意味がわからないので教えて欲しいです🙇‍♀️

・入試でキーワードをチェック!◆ ヨーロッパと日本では心(精神)と体(身体)の関係に違いがあるとはよく 言われることだ。ヨーロッパではデカルトの心身二元論に端的に示されて いるように心と体のあいだにはある種の断絶がある。 いまし けいばく 古くはプラトンがソクラテスの口を借りて『パイドン』のなかで魂は不滅で あり、生前は「肉体という縛め」に繋縛されている魂が死後その縛めから解き 放たれて真実に達することができると揚言した。 プラトンのイデアの哲学は 魂の不滅を求めるものであったが、それと同時に肉体は魂にとっての繋縛 かせ えんげん (枷) と見なす考え方の淵源でもあった。精神と身体、あるいは思考と身体と いう二元論は魂と肉体という二元論をその原型にもっている。そして魂と肉体 というこの二元論は超越への憧憬によって支えられていたのだ。 しょうけい 精神と身体は相容れない実体である。 身体とは邪魔者である。 身体とは欲望 情念)の「場」である。大まかに言えばこれがヨーロッパの哲学を支配し てきた通念であった。精神は身体という「牢獄」に閉じこめられているのだ。 ろうごく 出典 野内良三『レトリックと認識』 神田外語大学・外国語学部 出題
現代文 キーワード読解

回答

まだ回答がありません。

疑問は解決しましたか?

この質問を見ている人は
こちらの質問も見ています😉