英語
高校生

写真の文についてですが、わからないことが2つあります。
①和訳よりasは「〜のように」という意味だと思いますが、asが「〜のように」と使われる時、as内は省略されていることが多いと習ったのですが、このasの中は何が省略されていますか?
②2行目の関係代名詞whichが作る節についてですが、cosideredの主語は先行詞のpointで、「言語政策に関して考えられる時間が必要だ」という意味ですか?(文法的には「時間が考えられる」という意味になると思うのですが、不自然な日本語に感じられるので、しっくりこないです。)解説おねがいします

2 (If change is too rapid), there can be major communication problems, V C S as in contemporary Papua New Guinea) — a point [which needs to be considered (in connection with the field of language planning)]. 和訳 変化があまりに急激だと、 言語政策について検討する必要がある時期にきてい る現在のパプアニューギニアのように、 コミュニケーション上の大問題にもなり 得る。

回答

①は単純で
as (there are major communication problems) in
contemporary Papua New Guinea
です。

②は、単語の意味って、辞書とか単語帳とかで覚えるような単純なわかりやすい訳にできないことがあるんですよね。

2つ指摘できることがあります。

まず一つは
contemporary Papua New Guineaにハイフンがあってa point という語句が続くから
【このa pointはcontemporary Papua New Guineaのことを指している】、言い換えだと考えられます。
contemporary Papua New Guinea needs to be considered in connection with the field of language planning
これはそんなにおかしくないですもんね。

もう一つは
たたたさんは「時間」と言っていますが
訳は「時期」となっていますね。これは要は
建国したあと、国家として成熟してきたある「段階」みたいなことを言っていると思います

その段階に至るまでは必要なかったんだけども
国家が成熟して、ある段階に至って
to be considered in connection with with the field of language planningすることが必要になった
という含みが
a point という単語にはあります。

だからまとめると
ここでのa pointは日本語になおすと
「which以下のような歴史的段階に至った、現代のパプアニューギニア」という意味で使ってると思います。

だから
contemporary Papua New Guinea ー a point which needs to be considered in connection with the field of language planning

これを訳すなら
現代のパプアニューギニアー言語政策の分野と関連して考えられることが必要な段階のパプアニューギニア

とすればいいと思うんですが、
パプアニューギニア がかぶるから削ってるだけです

たたた

回答ありがとうございます。
少し脱線しますが、この写真のas内は何が省略されているのでしょうか?

ののののの

あおいマーカーのasの後ろに
the concern reaches national proportion
ですかね。現在形が適切かどうかは検討する余地がありますが

前から訳していくと、
青線のasより前が
この懸念は、国家的な規模に至る可能性がある

asから後ろが
アメリカ式英語の侵略 と見なされているものに対しての、ヨーロッパで広くみられる反応のなかで、実際にそういうことになっているように

ですかね。

ののののの

もしくは
asの後ろも
the concern can reach national proportion
という感じでcanありが省略されていると考えることも可能です。

その場合の訳は

この懸念は、国家的な規模に至る可能性がある

アメリカ式英語の侵略 と見なされているものに対しての、ヨーロッパで広くみられる反応のなかで、そういうことが起こり得るように

ですね

どちらが適切かはもう少し広い文脈で判断することが必要だと思います

たたた

回答ありがとうございます。asの後ろのinは副詞句を作っているのでしょうか?僕的には、inのカタマリが形容詞句としてnational proportionsを修飾していて「この懸念は〜反応における国家の問題になりうる」という意味になるのではないかなーと思いました。ご意見おねがいします。

ののののの

inのカタマリが形容詞句としてnational proportionsを修飾していて
の根拠が知りたいです。

asのまとまりを無視せずに考える限りは、たたたさんのおっしゃる解釈にはならないと思います。

as in the widespread〜 の部分は
asから文末までが副詞のまとまりを作っています
このasは接続詞で
as [省略] in the widespread〜 
この[省略]の部分にSV+α が隠れています。
そうでないとas のうしろにin the widespread〜という前置詞句があることが説明できません。

asは接続詞か前置詞
副詞や関係代名詞もありますけどこれは迷わないと思うので、迷うのは接続詞か前置詞
前置詞の場合は、後ろに名詞のまとまり(前置詞の目的語 といいます)がきます。
in the widespread〜はこれ自体が前置詞句で副詞句か形容詞句になりますから、前置詞asの目的語にin the widespread〜がするとは考えにくい
だから今回のasは接続詞で
そうするとasとin the widespread〜の間にSV+αが省略されていると考えるしかない。
具体的に何が省略されているかは、すでに説明したとおりです。

たたたさんの解釈は
そう考える日本語的に都合が良いのかもしれないけど
英語の文法なので、日本語とは関係なく規則がありますから
それに沿って考えるべきです

たたた

回答ありがとうございます。根拠としては、
asの省略を補うと、SV+αの部分はthe concern can even reach national proportionsになることから、後ろのinのカタマリは目的語のproportionにかかるのでは?というのが根拠です。

たたた

補足です。僕はasをwhenやwhileと同じ従属接続詞と同じものであると考えました。ですから、inがproportionにかかっても不思議ではないと思いました

たたた

回答ありがとうございます。僕も回答者様と同じように品詞分けをしました。
>つまり(as 省略 【in the widespread reaction の、省略 の部分に【in the widespread reaction〜がかかるとしか理屈上考えられないのです。<

この省略部分にかかるというのは、
省略された「全体」にしかかからないのでしょうか?
省略されたものに部分的にかかることはないのでしょうか?

ののののの

>asの省略を補うと、SV+αの部分はthe concern can even reach national proportionsになることから、後ろのinのカタマリは目的語のproportionにかかるのでは?というのが根拠です。

つまり
The concern can even reach national proportions,
(as the concern can even reach national proportion 【in the widespread reaction [in Europe [against <what is thought of the American English invasion>]]】)

このように省略を補って
かつ、【 】は直前のproportionにのみかかると
考えたんですね?

たたた

その通りでございます。

ののののの

>この省略部分にかかるというのは、
>省略された「全体」にしかかからないのでしょうか?
>省略されたものに部分的にかかることはないのでしょうか?

これはとても良い質問で
全体にかかることも、部分的にかかることとありえます。

ただ、今回の場合は部分的にかかるというのはどうかな…と思います。理由をなるべく明快な言葉にするべくしばしお待ちください

ののののの

as以降を省略を補ったと考えますね

as the concern can reach national proportions
まずこの部分ですが

proportionsはここでは「規模」とかっていう意味です。national proportionsで「国家的規模」ですね。
reach national proportions は「国家的規模に至る」つまり、初めは大した問題じゃなかったものが大問題になっちゃってる ということを指しています。
ですから
reach national proportionsという動詞+目的語に
in the widespread reactions が副詞としてかかってる
と考えるのは自然ですよね?

widespreadは実は何気に多義語というか、そのときどきで意味をしっかり考えないといけないかもしれないです。
ここでは、普及している ってことですかね。

普及している反応のなかで というのはつまり
誰もが似たような反応・リアクションをするなかて
ということです。
そういうリアクションをみんながするから、国家レベルの大問題になっちゃう

たたたさんが仰ってるのは
national proportions in the widespread reaction
っていうまとまりですもんね。
つまり
普及しているリアクションのなかの 国家的規模
普及しているリアクションのなかに "規模"というものがある
ということになって、意味がよくわからないです。

名詞を、前置詞句が後ろから修飾するとき
例えば A [in B] はもちろん、Bの中のAですが
同時に A がBの なかにある ということでもあります。

A on B は B の上の・における A ですが
A がB の上にある・AがB でなんか役割を果たす
とか

何が言いたいかというと
後ろから前の名詞を修飾する っていっても
実際に英文をサラサラっと読むときは、後ろから前に向かって読むわけじゃないですから
前から後ろに読めるように、
こういう前置詞句も読み替えてるわけです。

A of B なら、「BのA」だけど、「AがBを"含んでる"」みたいな、他動詞的な?意味を前置詞に読み取って、そうすることで前から後ろに読んでいってるんです。

そうなるときにどうしても
reach/
national proportions in the widespread reaction in Europe/
という風には読めないんですよ。
national proportionsが
the widespread reaction "のなかにある(=in)"
っていうのが意味がわからなくて。
the widespread reaction in Europe
これは意味読み取れるでしょう?
the widespread reaction が Europe のなかにある
ほらね。

だから
reach national proportions/
in the widespread reaction in Europe
って読むのがやっぱり自然だと思います。

結局のところ読解してみての感覚 
としか説明できてない気がするけど
前置詞句を前から読んでいくというのは
普段自分もかなり頼りにしています。
その分前置詞の意味に習熟しないときつくて、
しょっちゅう前置詞を辞書で引いたり
名詞や動詞を調べるときも、どんな前置詞と組み合わさるのか、前置詞による意味の違いはなにか とかばっかり確認しています。

たたた

回答ありがとうございます。そもそもこの文章自体が難しいのもあって、正しく捉えることが難しいと感じます。「洋服の中において虫は害虫になりうる」(①)
「虫は洋風の中にいる害虫になりうる」(②)という2つの文章を考えたとき、①の方が適切だなと感じます。そしてこの2つの文章は写真の文章と同じ構造ですから、写真の文章のin〜も副詞句なんだな、というふうに落とし込みました。しかし、やはりまだ自分が今まで英文を読んできた数が少ないのと、英語に対する知識がないので、回答者様のご説明して下さったのにもかかわらず、わかった!とはなりませんでした。申し訳ございません。

ののののの

② 虫は洋風の中にいる害虫になりうる
って言っちゃうと、冠詞もなければ単複の区別もないからあれですけど

まぁそれで納得してるならそれでいいですわ。
要は
national proportions in the widespread reaction in Europe against〜をひとかたまりにしちゃうと、
不特定の漠然とした「"規模".というもの」が、
みなさんご存知の、一般的に広まっている、〜へのヨーロッパにおける反応 の中にある 
っていう語句になるということです。
意味わかんないですよね。
意味がわからないから、正しい解釈じゃないってことです。

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