化学
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解決済み
物理化学の質問です。
参考書にエントロピーの説明として、画像のような文章がありました。
ΔQ=ΔQA+ΔQB=0ということはΔQAとΔQBの絶対値が等しいということですか。ΔQAとΔQBの絶対値が等しくない場合でもΔQ=ΔQA+ΔQB=0が成り立つのであれば、その例も教えてください。
AR
熱力学的に考えるとどうなるでしょう。 温度 TAとTBの2つの物体A、Bを接
触させると、高温の物体から低温の物体に熱が移り、このとき全体ではエネル
ギーは変わりません。物体A、Bに入る熱をAQAAQBとすると、AQ = AQA +
AQB = 0 です。AQAAQBだけ見ても、高温の物体から低温の物体に熱が移る
という法則を表すことはできません。 しかし、熱量を温度で割ったもの (エント
ロピー)を考えると、高温の物体から低温の物体に熱が移るという法則を表すこ
とができます。つまり、高温の物体から低温の物体に熱が移る場合、 +48
は正になります。 熱量を温度で割ったものをエントロピーと定義すれば、 周りか
ら孤立した状況(断熱変化) では、エントロピーが小さい状態からエントロピー
が大きい状態へと変化することになります (厳密な表現は後述します)。
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