多分こんな感じです
①式を見てもらうと分かるんですが、大元の発電所での電圧Vを増やします
ここでいう「家電の抵抗R」への電力を供給するのが送電の目的です。
ところが、送電線の寄生抵抗rがあり、これが送電損失を生じます。
この送電損失は、送電線を流れる電流Iで決まります。この図のように、明らかにIが小さいほど送電損失Pを小さくすることができます。
このPを小さくするにはIを小さくする、そしてIを小さくするにはVを大きくするというわけです。
この前提として、電力供給の源(発電所)の容量が、有限であることに注意します。すなわち、ある~kWといった容量があり、電圧に振り分けるか電流に振り分けるかということです。
このとき、電流に振り分けてしまうと寄生分の損失を増やしてしまうので、やはり電圧を大きくする送電方法がよい、ということです。
通常は回路網の接地に対しての電位(対地電圧)を増やします。エネルギーは増やさないで、変圧器を使って電圧と電流との比を変えてやります。
vを増やすって何ですか?
ポテンシャルエネルギーを増やしてるんですか?電荷を増やしてるんですか?