物理
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電圧を増やすってどういうことですか?送電の効率化の理由で、電圧を増やして電流を減らすと書いてあるんですが。電圧を増やすと電流も増えませんか?そして、電位が1Cあたりの位置エネルギーとありますがこの時の位置エネルギーってなんですか?考えているうちに電荷を増やす以外で電圧を増やせる手段が思いつきません。でも、電荷を増やすと電流は増えますし、なんだかよくわからないので教えてください!

回答

多分こんな感じです

Feta

vを増やすって何ですか?
ポテンシャルエネルギーを増やしてるんですか?電荷を増やしてるんですか?

くまこ

①式を見てもらうと分かるんですが、大元の発電所での電圧Vを増やします

ゲイシャ

ここでいう「家電の抵抗R」への電力を供給するのが送電の目的です。

ところが、送電線の寄生抵抗rがあり、これが送電損失を生じます。

この送電損失は、送電線を流れる電流Iで決まります。この図のように、明らかにIが小さいほど送電損失Pを小さくすることができます。

このPを小さくするにはIを小さくする、そしてIを小さくするにはVを大きくするというわけです。

この前提として、電力供給の源(発電所)の容量が、有限であることに注意します。すなわち、ある~kWといった容量があり、電圧に振り分けるか電流に振り分けるかということです。

このとき、電流に振り分けてしまうと寄生分の損失を増やしてしまうので、やはり電圧を大きくする送電方法がよい、ということです。

通常は回路網の接地に対しての電位(対地電圧)を増やします。エネルギーは増やさないで、変圧器を使って電圧と電流との比を変えてやります。

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