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中学生でこの問題ですか、難しいですね。
この問題は、尾根線・谷線がわかるかどうかなのですが、尾根線は慣れないと難しいので、とりあえず川が流れていそうなところに青い線を描きました(下の図)。
川が流れているところは谷ですから、谷線を描く作業の一部だと思ってください。
さて、陰影起伏図とか傾斜量図の見方って、習わないですよね。だから、中学生には難しい問題だなあと思いました。

(1)
陰影起伏図は、北西=左上の方から光を当てた想定で描かれたものなので、左上が薄いところが北西側に向いた斜面だし、色が濃いところは南東側に向いた斜面になります。
だから、左上から薄い→濃いと変化しているところが尾根で、濃い→薄いと変化しているところが谷です。
このことを考えて、谷の部分に青い線を引いています。
そうすると、①は地形図の「う」、②は地形図の「あ」と似ていますよね。
(2)
傾斜図は、傾斜が急なほど色が濃く、薄いほど傾斜が緩やかであるように描かれています。
だから、色の薄いところは、ほとんど傾斜がない「谷底」になります。
それで、色の薄いところに青い線を描いてみました。
そうすると、地形図の「い」の部分と似ていますね。
(3)
航空写真ですが、これが一番判読しにくかったですが、これは(1)の陰影起伏図と似ています。
ただ、光は南から当たっているので、南向き斜面が明るく、北向き斜面画くらいです。
この場合も、色が急に変化しているところが尾根や谷なので、線を引いてみました。
線を描くのが少し難しかったですが、地形図の「え」の部分に似ています。

地道な地理

きちんと解く方法は、地形図に尾根線・谷線を描いてから、それぞれの図と見比べるのでしょうが、時間を短縮する方法として提案しました。

そ ら 。

回答ありがとうございます!!
学年の指定を間違えていて、中学生として質問してしまっていましたが正しくは高校生です。失礼しました🙇🏻‍♀️

類題で尾根線と谷線を見分ける問題があるのですが、尾根線と谷線の見分けがなかなかできません。明らかにピークが示されていて、そこから等高線が出っ張ったり引っ込んだりしている地図なら見分けはつくのですが、質問に掲載した写真のように等高線が密集している地図でピークが見当たらないときは見分けられないんです、、。
ここを見るといいなど、見分けるときのコツはありますか?

地道な地理

私が地形図の作業でいつもするのは、数字に印をつけることです。
数字はほとんどが標高を示しているので、だいたいどれくらいの高さなのか、とか、どこが高いのかがわかります。
標高を示す点で、一番目立つのが三角点です。
もともと、地図を作るときに測量して標高を測っていた時代(今は空中写真を機械にかけて測定することが多いです)に、山の頂上が測りやすいので、三角点は頂上に多いという特徴があります。
この問題の地図でも1か所三角点がありますが、頂上ではありませんが「尾根」で、見通しがいいところです。

だから、標高を示す数字は、道路沿いなど実際に行って測量ができるところか、山の頂上や尾根のような、低いところからよく見えるところに描かれています。
いただいた写真は見にくいので、下の図を地理院地図で出してみました。
数字に印をつけましたが、全て頂上か尾根でした。

ということで、数字が書かれているところに注目すると、地形がわかりやすくなります。

地道な地理

あと、等高線をよく見ると、数字が書かれていて、これに印をつけるのも有効です。等高線のどちらが高くてどちらが低いか(=どちらが尾根でどちらが谷か)がわかります。

そ ら 。

ありがとうございます!!!とても参考になりました!最後まで丁寧な回答本当にありがとうございました✨

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