まず前提として、what do you thinkという表現があるのを知っているかが大事です。もし知っていれば、whatがthinkの目的語になる形だなと気づけるからです。知らなければこの並べかえの選択肢から並べ替えるのは難しいです。さらに、日本語文からもわかるように、聞いているのはどう考えてるかの部分ですよね?この「どう」という部分が?であり疑問詞の入る部分です。ということはどう思うかの、「思うか」の目的語はかけるということも十分考えられます。もしここでthat節を続けたら思っていることを述べることになり、疑問文として成り立ちません
写真の英文についてですが、
この()の並び替えの答えは「what do you think about the article that」なのですが、このthatをthinkの後ろに移動させて「think that」という形でも良いのではないのでしょうか?(この並び替えのthatは目的格の関係代名詞だから、省略されたと考えればarticleの後ろにthatがなくても良いと思います。)
しかし、答えは最初に述べた並び替えの順です。
think thatがダメな理由の解説をおねがいします
回答
質問者さんがいいたいのは
what do you think that about the article we discussed in class?
という文も正しくない? ということですよね。
結論から言うと、それは明らかに間違いです。
接続詞のthatは名詞節をつくりますが
それは、言い換えるとすると
文として過不足のない語順の前に、接続詞のthatがついている、
と解釈できる語順になることによって、初めて
名詞のまとまりとして扱うことができる
ということです。我ながらややこしいですね。
ただし、実際に文として書き出す際には
that自体は省略されることがあります。
いまwhatはthinkの目的語なんですよね。
thinkの目的語は基本的にthat節ですから、つまり
what = (that)+(過不足のない文)
のはずです。
that + 文 によって初めて名詞として扱えて
その名詞をwhatとして受けられるからです。
だからwhatから始まった文の、thinkのうしろに接続詞のthatが残るわけがありません。
whatのなかにthatが含まれていると考えないと、
whatはthinkの目的語になれないからです。
逆から考えていくと
thatがthinkの後ろにあるとすると
what = (過不足のない文)
となってしまいますが、これは
that節、つまり名詞ではなくて
ただの文なので、名詞ではないから
whatではうけられません。
そうです。
あと、知識として
thinkは「思う・考える」ですが、
基本的に目的語はthat節になるんです。
つまり
「[that節]ということを思う・考える」
「[that節]だと思う・考える」
です。
「[一語の名詞]を思う・考える」の場合は
think of〜とかthink about〜?って言います。
今回の文もaboutがありますが、aboutの後ろの名詞がwhatになったのなら、aboutの後ろが欠けてないといけない。けど今回はabout the articleとあるので、
一語の動詞thinkとして使っていて、その目的語であるthat節(=that + 文)が疑問詞whatになっている
とわかります。
こんな感じの知識を総合して
whatが文頭にあるんだから、think that〜とはならない、と判断できるわけです。
Think thatとする時のthatは接続詞として使われます。もし今回の問題でthink thatにしてしまうとそのあとに主語 動詞を持ってくることが出来ないので解答のような順番になるのです。
この英文を肯定文に直したら
「I think that (whatの部分) about the article 」となり、aboutの作る句を副詞と見なせば、文法的に問題はないのではないでしょうか?
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回答ありがとうございます。
つまり、that節の作る名詞節はthatから名詞節になるから、what=名詞節としたい場合には、 thatから含めてあげる必要があるから、疑問文の中にthatという単語は残らない。という解釈で大丈夫でしょうか?