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正距方位図法の地図は、図の中心からの距離と方位が正しくて、それ以外の場所からの距離と方位はわからない、とふつう説明されますよね。
ところが、例外があります。
同じ経線(たとえば東経140度とか)上にある2点は、お互いに南北の関係にあります。つまり、方位が分かります。そして実は、この場合は距離もわかります。
たとえば、問題の地図だったら、日本の南にオーストラリアがありますが、オーストラリアから見ると日本が北にあります。
さらに、地球の反対側、西経40度の線上にある地点から見た方位もわかります。
たとえばグリーンランドからグリーンランドを通る西経40度の線をまっすぐ北に進むと、北極に着きますよね。北極を通り過ぎてまっすぐ進んでいくと、東経140度の東京のあたりに着きます。
こんなふうに、「例外中の例外」ですが、Yの文章も正しいことになります。