生物
高校生
解決済み

生物の問題です。マーカーを引いたところは、なぜそうなるのですか?

8 酵素反応の速度と基質濃度 次の文章を読み、以下の問いに答えよ。 温度pHなどの条件が最適で酵素濃度が一定のとき、酵素反応の速度は基質濃度の 影響を受ける。酵素反応の速度は、基質濃度が小さいとき,基質濃度に比例して大き くなるが,しだいに一定値(最大の反応速度) に近づいていく。 酵素反応の速度は,基質と化学構造の似ている物質(阻 害物質) が存在すると低下することがある。 これは,酵素 の活性部位をめぐって2種類の物質の間で奪い合いが起 こり、酵素と基質の結合が阻害されるためである。 阻害 物質がない場合とある場合について,基質濃度と反応速度 度との関係を図1に示した。 ・反応速度 阻害物質なし -阻害物質あり 反応速度 図 1 (1) 図1のように,基質と化学構造の似ている阻害物質が 酵素反応の進行を妨げることを何というか。 (2) 文章中の下線部の酵素反応は,下に示す式で表すことが可能である。 すなわち酵素 と基質が結合して酵素基質複合体ができる過程 X と酵素基質複合体から生成物 ができる過程Y の2つに分けて考えることができる。 基質濃度 の 過程X 過程 Y YILA BRO 酵素+基質酵素基質複合体酵素+生成物 同じ物質を分解する2種類の酵素 A,Bを用いて基 質濃度と酵素反応の速度を測定すると図2のような結 果が得られた。 この測定条件において酵素 A,Bの性 質を比較したとき. 次の(ア), (イ)それぞれについて最も 適当なものを下の ① ~ ④ から選べ。 図2 基質濃度 - (ア) 過程 X における基質と酵素の結合のしやすさ (酵素基質複合体のできやすさ) (イ) 過程 Yにおける酵素基質複合体から生成物ができる速度 ① A >B ② A = B ③ A<B ④ どちらともいえない 〔13 立命館大〕 -A
8 解説 (1) 競争的阻害 (2) ( 3 (2 (2)(ア)グラフを見ると, BのほうがAよりも低い基質濃度で反応速度が最大値になっ ている。 反応速度が最大値になるということは,すべての酵素が基質と結合して 酵素-基質複合体になっているということであるから, Bのほうが酵素-基質複 合体になりやすいと判断できる。 (イ)グラフを見ると反応速度の最大値はAとBで同じである。 酵素基質複合体か ら生成物ができる速度は、反応速度の最大値の大きさで判断できるため、 AとB では酵素基質複合体から生成物ができる速度は同じである。

回答

✨ ベストアンサー ✨

過程Xはエンジンのかかる時間、過程Yはエンジンの出力と考えてみてください。

表を参照して、横軸を4コマ進んでAとBが重なった点が両者のエンジン立ち上げが終わった点であり、そこから両者は同じ値で反応が行われていることがわかりますね。つまり、過程Yにおける出力の大きさは両者ともに同じと考えられます。

エンジンの立ち上げが終わり速度が最大値になったということは、実質液中には酵素基質複合体しかないということなので、この安定した点を見ることで酵素基質複合体の出力のみがわかるということです。

いまいち良い解説になりませんでしたが参考になれば幸いです。また何か質問があれば聞いてください。

美沙

理解できました!ありがとうございました!!

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