✨ ベストアンサー ✨
実際に図を描いて考えるといいです。
下の図を参考にしてください。
緯線も経線も15度間隔で描かれています。
まず(2)ですが、
メルカトル図法の地図は、経線の間隔は、どこも同じですが、緯線の間隔は、赤道から離れるほど広くなっています。だから、高緯度ほど実際の距離、面積よりも拡大して表現されます。
赤道付近では、緯線と経線の間隔はほぼ同じで、正方形のマス目が描かれているように見えます。
でも、北極、南極に近づくにつれて長方形になっていますね。
ということは、緯度、経度ともに50度間隔なので、縦方向に長い長方形になります。
だから (X)上辺は下辺よりも長い … 誤 同じ長さ
(Y)左辺は上辺よりも長い … 正
(Z)下辺は右辺よりも長い … 誤 右辺が長い となります。
(3)は「地図上」ではなく、地球上の実際の長さです。
赤道1周と経線1周の長さは、どちらも地球1周なので、ほぼ同じです。だからそれぞれの50度分の長さもほぼ同じです。
しかし、緯線1周の長さは、赤道から離れるほど短くなります。赤道>南緯20度>北緯30度となって、北緯90度はなくなりますね。
このことをふまえると、
(X)上辺は下辺よりも長い … 誤 北緯30度の緯線1周と南緯20度の緯線1周の長さは、南緯20度の方が長いので、
経度50度分の緯線の長さも南緯20度の方が長い。だから下辺が長い。
(Y)左辺は上辺よりも長い … 正
(Z)下辺は右辺よりも長い … 誤 経線1周=赤道1周>南緯20度1周>北緯30度1周 という関係なので、
右辺・左辺 > 下辺 > 上辺 となります。
ありがとうございます。私は、困ったときには、図を描いて具体的に考えてみるようにしています。🇹🇭沼さんも、(写真の問題を見たら)図を描いて考えようとしていたので、惜しいなあと思いました。
この問題に2時間程度かけてたけど、この解説のおかげで解決することができました‼️
すっごく教え方うまいです!!
ありがとうございます😊