回答

ユークリッドの互除法ですね
(最大公約数をgdcと表します)
1式目から見ていくと、この式は「5m+7nと2m+3nのgcd(=xとする)」と「2m+3nとm+nのgcd(=yとする)」が等しいことを表しています

理屈を確認すると、5m+7nも2m+3nも当然xの倍数ですから、m+nもxの倍数です
これはxは2m+3nとm+nの公約数ということを示しています
yは2m+3nとm+nの公約数の中で最大のものなのでx≦yです
次に反対から考えると、2m+3nもm+nも当然yの倍数ですから、5m+7nもyの倍数です
これもやはりyが5m+7nと2m+3nの公約数であることを表していて、公約数のなかで最大のものがxなんだからy≦xと言えます
この2つが成り立つのでx=yとなるわけですね

これが理解出来れば2式目では「2m+3nとm+nのgcd)」と「m+nとnのgcd」が、3式目では「m+nとnのgcd」と「nとmのgcd」が等しいことをそれぞれ表しています
要するに全部のgcdは等しいわけです

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