生物
高校生

問3を解くためには
陽樹の種類を暗記すればいいのですか?

遷移 【2019 年 生物 東邦大学 健康科】 B 長い年月の中で、 何度も 「干拓」が行われてきた地域がある。この地域に点在する「鎮守の森」の 中から干拓地の成立年代の異なる a~g を調査地に選び, 植生の調査を行った。 表2は調査の結 果を整理したものである。調査を行った鎮守の森は、 それぞれ干拓後成立したと考えられ, 樹木の 伐採 除草などの人為的な影響はきわめて少なかった推察される。 ※鎮守の森(ちんじゅのもり): 神社に付随して参道や拝所を囲むように設定・維持されている森 林。 森林そのものが信仰の対象となることが多く、 人手が加わることが少ないので, じゅうぶんな 時間を経たものでは 「極相林」に近い植生になっている。 調査地 干拓地成立後の 経過年数(年) 高木層 亜高木層 低木層 草本層 スダジイ タブノキ アカマツ モチノキ ヤブツバキ サカキ タブノキ アカメガシワ ヤブツバキ サカキ スダジイ タブノキ ヤブコウジ ヤブラン ジャノヒゲ ススキ a 150 5 1 2 1 4 1 b 250 2 3 1 1 1 表2 C ※ 表中の数字 1~5は被度階級を示す。 ※それぞれの被度階級が表す被度の範 1:1~10% 4:51~75% 350 450 4 2 2 1 1 1 d 2:11~25% 5:75~100% 4 1 1 1 1 1 1 1 1 e 550 24 2 1 3 2 1 1 1 1 3 f 850 42 1 1 1 1 1 1 1 2 1 2 g 1250 5 1 1 1 1 1 2 1 3:26~50%
問3a〜g の調査地の中で, 陽樹が優占種となっているのはどれか。 最も適当なものを次の①~ ④のうちから一つ選べ。 ①a 2 a, b, c 3 e, f, g ① 50~200年 ④ 500~650年 問4a〜g の調査地の中で、 この地域では陽樹林の成立から陰樹に遷移するのにおよそ何年か かると考えられるか。 最も適当なものを次の ① ~ ⑥ のうちから一つ選べ。 ② 200~350年 ⑤ 650~800年 ④ c ① 陽樹の幼木と陽生植物 ③ 陽樹の幼木と陰生植物 ⑤ 陰樹および陽樹の幼木と陰生植物 ③ 350~500年 ⑥ 800年以上 問5 表2の結果から推察すると, 極相に達した森林にみられる低木層はどのような植物で構成 されていると言えるか。 最も適当なものを次の ① ~ ⑤ のうちから一つ選べ。 ②陰樹の幼木と陰生植物 ④ 陽樹および陰樹の幼木と陽生植物 問6 極相に達した森林の低木層を構成する植物は成長がとても遅い。 その理由の説明として最 も適当なものはどれか。 次の①~④のうちから一つ選べ。 ① 光が十分届かないので総生産量が少なくなるが, 呼吸量は少なくならないから。 ② 光が十分届かないので総生産量が少なくなり, 呼吸量も減少するから。 ③ 光が十分届かなくても総生産量そのものは変わらないが, 呼吸量は減少するから。 ④ 光が十分届かないと呼吸量が増加するので純生産量が減少するから。

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