物理
高校生
解決済み

物理基礎について質問です。
熱容量と比熱はどう違うのですか?
教科書をみているとどちらも1K上昇させるのに必要な熱量と書いてあるので、違いが分かりません。
調べたら3枚目のように書いてありました。
ということは比べるときには比熱を使うという違いということですか?
回答よろしくお願いします🙇

ある物体の温度を 1K だけ上昇さ せるのに必要な熱量を,その物体の 熱容量 という (図4)。 熱容量の単位 heat capacity
比熱 同じ質量であっても,同じ温度 の上昇に必要な熱量は,物質によって異 なる。単位質量の物質の温度を 1K だけ 上昇させるのに必要な熱量を,その物質 の比熱(または 比熱容量) という (図 4, specific heat
熱容量は何 どんな物でもいいからその物体の温度を1ケ ルビンあげるのに必要な熱の量 比熱は同じ量の材質Aと材質Bはどっちが熱が 伝わりやすいか的な

回答

✨ ベストアンサー ✨

比熱[J/(g・K)]…1gの物質の温度を1K変化させるのに必要な熱量
熱容量[J/K]…物体の温度を1K変化させるのに必要な熱量

使う公式
比熱c[J/(g・K)]とは、1gの物質の温度を1K変化させるのに必要な熱量であるから、
m[g]の物質の温度を1K変化させるのに必要な熱量は、mcと表せる
また、比熱の意味から、m[g]の物質の温度をT[K]変化させるのに必要な熱量は、mcTと表せる
すなわち、熱量をQとすると、『Q=mcΔT』である。
また、熱容量C[J/K]とは物体の温度を1K変化させるのに必要な熱量であるから、物体の温度をT[K]変化させるのに必要な熱量Qは、『Q=CΔT』とあらわせる。
まとめると、『Q=mcΔT=CΔT (Qは熱量、mは質量、cは比熱、Cは熱容量、Tは温度』

違いは、比熱は物質1gあたりの温度を1Kあげるのに必要な熱量で、
熱容量は物質の温度を1Kあげるのに必要な熱量です。
1gあたりなのか、物質全体なのか、です

jpgamw

回答ありがとうございます。
とても分かりやすかったです🙋
公式の意味もすごく理解できてホントに助かりました☀️
テスト勉強頑張ります(^-^)/
ありがとうございました。

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