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運動とエネルギー
33 静止している物体について,次の問いに答えなさい。 ただし、図1,図2
の方眼の1目盛りは1Nを表す。
<鳥取>
(1) 図1のように糸 1, 糸2でおもりをつるし静止させた。 F は糸がおもり
を引く力, F2は糸2がおもりを引く力を表している。 図1に,F, F2の合
力を作図しなさい。
(2) 図1の状態から、糸1, 糸2の引く力を調節しながら, 図2の状態でおもり
を静止させた。 次の①~④ の力の大きさは、図1の状態のときと比べてどう
なるか, あとのア~ウから1つずつ選びなさい。 なお, 同じ記号を何度使用し図2
てもよい。
① おもりにはたらく重力
③ 糸2がおもりを引く力
ア 大きくなる
①
② 糸1がおもりを引く力
④ 2本の糸がおもりを引く力の合力
イ 小さくなる ウ変わらない
2
3
4
発行者/
と
17
(2) 図2のように, 2隻のボートA, Bで, 静止している船を同時に
引いた。 ボートAが引く力F, ボートBが引く力FBで船を引い
たところ, 船は点線 (-----) にそって矢印(⇔)の向きに進み始めた。
このとき,FAとFbはどのような関係であるか。 「F」の分力」,
「FBの分力」 という語句を用いて, 簡単に書きなさい。
と
図1
1
糸 1
34
38
船にはたらく力とその運動に関する次の問いに答えなさい。
(1) 船と岸壁をロープで結び, ロープを張った状態で船 図1
が静止している。 図1は, そのときのようすを船の正
面から見た模式図であり, ア~エの矢印は,船,ロー
プ, 岸壁にはたらく力をそれぞれ表したものである。
ただし, ロープの質量は無視できるものとする。
① 作用反作用の関係にある力の組み合わせを,ア~エの記号を用いて, 2つ答えなさい。
船一
学校納入定価 580
-
Fi
650円(
fed
4 F2
F.
スタジオモ
② つり合いの関係にある力の組み合わせを, ア~エの記号を用いて, 1つ答えなさい。
図2
ポートA-
ーおもり
岸壁
ア (船がロープを引く力)。 ウ(ロープが岸壁を引く力)
2
イ (ロープが船を引く力)
ロープー エ (岸壁がロープを引く
~おもり
糸2-
と
<静岡>
船が進む向き
-ポートB
=) 動いている船は, エンジンを停止してもしばらく進み続ける。 このように, 運動している物体が等速直
運動を続けようとする性質は何とよばれるか。 その名称を書きなさい。