✨ ベストアンサー ✨
ある細胞(この場合は大腸菌)に導入された○○抵抗遺伝子が正常な状態であれば、その細胞を抗生物質○○を含む培地で培養すると、抗生物質○○のせいで細胞が死なないようにするために、細胞は「抗生物質○○に対抗するため」のタンパク質を発現することができます。
この問題にある環状DNAには、カナマイシン抵抗とアンピシリン抵抗遺伝子が含まれています。
そのうち、カナマイシン抵抗遺伝子を酵素で切って、外側から別の遺伝子(遺伝子Y)を導入したところ、きちんと導入できていないもの(i)とできたもの(ii)が生成物として生じます。
(i)のきちんと外からの遺伝子が導入できていないということは、カナマイシン抵抗遺伝子は、結局「正常な」状態です。アンピシリン抵抗遺伝子も同様に「正常」です。
一方で、遺伝子導入できてしまったもの(ii)は、カナマイシン抵抗遺伝子は「壊れて」おり、アンピシリン抵抗遺伝子は「正常な」状態です。
これら(i, ii)のいずれかを大腸菌に導入して、実際に「カナマイシン」を含む培地で培養すると、生き残った細胞にはどの環状DNAが入ってると思いますか?という問題です。
カナマイシンを含む培地で培養したので、カナマイシン抵抗遺伝子が「正常」なのか「壊れている」のかといったことを考慮すればいいですよね。
答えは、理解した自分の言葉で書いてみてください。