進行方向は、具体的に…というか、「自分の目の前」です。
普通は前に向かって進みますから。
どこへ向かって、というより、前に向かって、です。
イメージしてみてください。
もし、あなたの目の前を、左右両側に山の斜面が見えたら、そこは「谷」です。
これを標高で考えると、あなたのいる場所は左右よりも低く、左右は、あなたのいる場所よりも標高が高いですよね。
「谷」には、川が流れていて、道があって、集落がポツンポツンとあって…。
そんな風景をイメージできましたか?
もし、あなたの目の前が、両側が低くなっていたら、そこは「尾根」です。
こちらは、山登りをしたことがある人だとイメージできるのですが、難しいですね。
そもそも「尾根」という言葉は長野県の方言だったそうで、登山をする人たちの間で使われるようになって広まったそうです。
尾根の道を歩くと、両側が低いので周囲の風景を見渡しながら歩くことができ、登山コースになっていることがけっこうあります。