下の図は、シラスの分布している地域を示したものです。
シラス台地の例としてよくでてくる「笠野原」も書き込んでいます。
2枚目の画像の「g」と場所が違うから、混乱しますよね。
シラス台地は地名ではなくて、シラスが堆積してできた台地のことです。
桜島のすぐ北にある湾はカルデラで、このカルデラができるときに周りに噴出して堆積したもの(火砕流堆積物)が「シラス」と呼ばれています。
下の図では、シラスが堆積したところが黒く塗ってあります。このうち「台地」のようになっているところが「シラス台地」になるのですが、はっきりどこからどこまでという図はありませんでした…。
④の問題の意図も、gが囲んでいる海の部分がカルデラで、その周辺にあるシラスを着色する、ということだと思います。