✨ ベストアンサー ✨
理由は糸の張力の大きさをTと置いたからです。
Bを引っ張ったのにAも動いています。すなわちAにも力が加わっているということになります。
その力は糸から伝わっていることが明らかでしょう。その力を張力と呼んでいます。
糸や紐やバネを通して伝わる力を張力と呼ぶことが多いです。
地面が滑らかで無い場合で想像してください。
①Bに糸がついていなかった場合、3kgの物を動かす力を(右に)加えればBは動きますよね
②Bに糸がついている場合、Aの質量も加わって5kgの物を動かす力が必要になります。
では動かすために右に5kg分の力を加えた場合と3kg分の力を加えた場合を比べると、前者は動くけど後者は動きます。
後者が動く理由はBには3kg分の力、Aにも2kg分の力が働いたからです。
Aを見ると力を加わる部分は糸の付け根しかありませんよね。だからここに2kg分の力Tを右向きに書きます。
Bを見ると元々引っ張っている力が右側に5kg分の力が加えています。しかし動く力は3kg分として働いていますので、2kg分が足りません。
その分はもちろんブレーキをかける向きである左向きに力が発生しているはずです。位置は糸がついたからこのブレーキが発生しているので糸の付け根に左向きの力が働きます。その大きさは2kg分の力です。つまりTと同じ量の力が左向きにも働きます。
こんな面倒なこと考えなくてもTは両端に同じ量かかると覚えておけば良いと思います。
異なる場合が思い付かないですね。バネ使った時とかは場合によっては変わるかもしれないです。
なお、地面が滑らかで無い場合としたのは、滑らか(摩擦ゼロ)だとどんな小さな力でも物体が動いてしまうからです。
なるほどぉ!!!でもなぜBからAに向かってTの力が働くのでしょうか?