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✨ ベストアンサー ✨

日本語では 徐々に浸透する と自動詞的に訳していますが
実際のところfilterって「フィルター(名詞)」のことだし、動詞として使うときも「〜をフィルターに通す」っていう他動詞の使い方が1番メインの使い方だと思うんです。
なぜかというとそもそも「フィルターに通す」っていう動き自体が、[誰かが]、[何かを]、フィルターに通すわけで、勝手に「フィルターを通る」っていう自動詞的な捉え方は不自然だからです。

能動態の場合
[主語] would filter the science through the minds of〜
[主語]が、科学を、〜の人々の考え方のフィルターに通す

これを受動態にしたものが画像の文で、これをもう少し直訳に近づけると
科学が、〜の人々の考え方のフィルターに通される
ということです。

例えばコーヒーをフィルターに通したりするのを想像してもらえばいいですが、「フィルターに通す」と、不純物が取り除かれたりしたあと、ゆっくりゆっくり溜まって、一定の量になるまで時間がかかりますよね。
それと同じで、
一定の成果が上がるまで時間がかかるけど、徐々に広まっていく
というのをこのfilterという動詞(の受動態)は表していて、それを踏まえて「徐々に浸透していく」と意訳しているだけです。
filterに「浸透する」という意味が元々あるわけじゃないんです。

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