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帝国書院の地図帳で都市人口のデータを見てみました。
ブラジルは、サンパウロが1203万人、リオが649万人。差は1.85倍。
ロシアは、モスクワが1217万人、サンクトペテルブルクが522万人。差は2.33倍。
このくらいの差で「プライメートシティ」とは言えません。
タイの場合、バンコクが569万人、それ以外の人口のデータはありませんが、他の都市は地図の記号が「◎」なので、50万人未満ということになり、差は10倍以上あります。これが、バンコクがプライメートシティの典型とされる理由です。
また、連邦国家と言っても、ロシアは「地方分権」を考えたものと言うよりも「少数民族」の自治を考えた制度ですから、ドイツのような各州が対等という状況ではなく、ロシア共和国が政治面・経済面で圧倒的な優位にあるから、モスクワが発展するのだろうと思います。それでも「プライメートシティ」というほどではありませんが。
ブラジルの場合は、各州の州都が人口100万人を突破しているところがたくさんあります(これもデータはないけれど、地図記号でわかります)。