生物
高校生

PCR法
問1がまずまったくわかりません。
どこからこの答えを導いていますか?

ア 19. PCR 法 ①6分 次の文章を読み, 下の問いに答えよ。 PCR 法で DNA を増幅させる場合, 鋳型となるDNA 断片, ァ2種類のプライマー,イ DNAポリメラ ーゼとヌクレオチドを反応させる。 PCR 法では, 約 ウ℃で2本鎖DNAを1本鎖に解離させ,約 エ°Cでプライマーを結合させ,約オ℃で新生鎖を合成させる。 これらのステップを繰り返す ことで, プライマーにはさまれた領域の DNA を指数関数的に増幅させることができる。 問1 下線部アについて,下図のDNA を鋳型として PCR法を行う場合に用いるプライマーとして適当 なものを下の①~⑧のうちから二つ選べ。 なお、図や選択肢中の5′や3′ はそれぞれ5'末端と3 末端を意味するものとする。 5' AACTAGTCGA 3' TTGATCAGCT ① 5′ AACTAGTCGA 3' ④ 5′ GAAGAATTAG 3' ⑦ 5′ CTAATTCTTC 3′ 増幅させたい領域 25' TTGATCAGCT 3' ⑤ 5′ AGCTGATCAA 3′ ⑧ 5′ GATTAAGAAG 3′ CTTCTTAATC 3' GAAGAATTAG 5' ② 高温条件下で変性しにくい。 ③ プライマーから両方向に向かって鎖を伸長させられる。 ④ DNAの合成速度が大きい。 ③ 5′ CTTCTTAATC 3′ 65' TCGACTAGTT 3' OOTDATODOT 問2 下線部イについて, PCR 法で用いるDNAポリメラーゼが備えている必要のある性質についての 記述として最も適当なものを、次の①~④のうちから一つ選べ。 ① DNA分子の特定の領域のみを複製する。 Ate II 遺伝情報の発現 23
19 問 1. ①.⑧ 問4③ 問 2② 問3② 問1 DNAポリメラーゼは、ゼロから新生鎖を合成す ることができず。 既存のヌクレオチド鎖の3'末端に ヌクレオチドを付加させる酵素なので、 PCR 法では、 DNAの2本鎖について、増幅させたい領域の3′側に 隣接する部分に相補的な塩基配列をもつプライマーを 用いる。 よって、問題の図の上側の鎖の3'末端側の 5、CTICITAATC 3' という部分に相補的なプライマ ーは3' GAAGAATTAG 5' という配列になる。 選択肢 はすべて左側が5'末端になっているので注意するこ と。 同様に、図の下側の鎖の3'末端側の 3 TTGATCAGCT 5′' という部分に相補的なプライマ ーは5' AACTAGTCGA 3' という配列になる。 問2 PCR法は90℃以上の条件での加熱などの処理を 行うことから,一般的な生物のもっている DNA ポリ メラーゼでは変性してしまうため、利用しにくい。 よ って、実際の PCR 法では高温でも変性しにくい好熱 性細菌のDNAポリメラーゼを用いる。

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