回答

✨ ベストアンサー ✨

細胞内で作られるタンパク質の経路は大きく2つあります。
1つは、細胞内で使われるタンパク質の流れで、もう1つは、細胞膜に埋まるタンパク質や、細胞外に分泌されるタンパク質の流れです。

この問題は、後者の細胞外に分泌されるタンパク質の経路について聞いています。

転写翻訳の流れは分かっていると思いますが、
核内でDNAの遺伝情報が転写されてできたmRNAは、核外に出て、リボソームで翻訳されます。

細胞外に分泌されるタンパク質の遺伝子が転写されたとき、そのmRNAは、c小胞体に付着した、b付着リボソームによって翻訳されます。
(細胞内で使われるタンパク質は、付着していない遊離リボソームで翻訳される)
なぜ、リボソームが小胞体に付着しているかというと、翻訳してできたタンパク質をただちに小胞体内に入れるからです。

あとは、図のとおり、そのタンパク質は、小胞につつまれ、dゴルジ体に運ばれ、ここで、濃縮したり、あれやこれやとタンパク質に最後の仕上げを行い、(イ)分泌小胞となり、細胞膜と融合し、(ウ)エキソサイトーシスによって細胞外へと分泌されます。

マクロファージなどで見られる細胞内への物質の取り込みは、これの逆で、(エ)エンドサイトーシスによって取り込まれます。

エキソサイトーシスやエンドサイトーシスは、教科書に載っているでしょう。

ということで、
(ア)タンパク質 (イ)分泌小胞 (ウ)エキソサイトーシス (エ)エンドサイトーシス です。

飽き性

こんなご丁寧に説明していただきほんとありがとうございます🙏🙏!!!
助かりました🙇‍♀️!

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