✨ ベストアンサー ✨
yとxの関係式というよりは、xと位相の関係式として用います。つまり、位置xから位相を求めるために使います。
y=-Asinbxという式から、位相がbxであることがわかります。位置x+λの位相は、x→x+λと置き換えればよく、b(x+λ)となります。
位置が1波長ずれると、位相はちょうど2πずれますから、位相bxと位相b(x+λ)のずれは2πとなります。
すなわち、2点の位相のずれ=2πより、
b(x+λ)-bx=2π
または
b(x+λ)=bx+2π
という方程式が立てられます。
この方程式を立てる際に重要なのは、1波長の位置のずれが、2πの位相のずれに対応していることです。
これさえわかっていれば、グラフの式からλを導くのはそこまで難しくないと思います。
ちなみに最後の質問についてですが、2πずれているのはあくまでも位相であって、波の長さの距離ではありません。「位相が2πずれる」の意味は、位相の差を計算すると2πになる、ということです。そして、位相はグラフの式をもとに計算します。
y=-Asinbxという式であれば、bxが位相です。
y=Asinatであれば、atが位相です。
写真の解説では、位相を2つの意味で使っています。
①波形全体を考えたときの、点の位置
②1周期内で考えたときの、点の位置
例えば、解説の「位相が2πずれて同位相」という文言ですが、前の「位相」は①の意味で、後ろの「同位相」は②の意味で使っています。
返信ありがとうございます。
なるほど!納得しました。位相についてよく分かっていませんでした…分かりやすく説明してくださってありがとうございました😊
回答ありがとうございます!
追って質問なのですが、位相というのは波形全体を考えて、ある位置xがどの場所にあるか、ということでしょうか。